消費財メーカー社員の志望動機、面接
志望動機の重要性
洗剤やトイレタリー用品などの消費財は、私たちの日常生活でもなじみ深いものとなっています。
また、それらを提供する消費財メーカーは、CMなどを通じて企業名を目にすることが多いため、学生の就職先として人気ある業界のひとつとなっています。
とくに大手消費財メーカーの新卒採用は募集人数が比較的多く、毎年多数の学生が応募をしています。
そのため、有名企業になると企業側は「足切り」を行うために、選考フローの最初に置かれることの多い「書類選考(エントリーシート)」の比重がどうしても高くなりがちです。
エントリーシートでは志望動機が重要視されやすいため、しっかりと考えをまとめておく必要があります。
どうやって考える?
消費財メーカーの志望動機は、さまざまな内容が考えられます。
よくあるのは、その会社が扱っている製品に対する強い思いや、会社の理念に対する共感、また挑戦したい仕事があるといった内容です。
消費財メーカーは、会社によって展開している商品のラインナップも異なるため、各社の事業内容についてよく研究しておき、それにマッチする内容の志望動機を考えることが重要です。
面接の内容とポイント
消費財メーカーは志望者がたくさん集まりがちであるため、個人面接だけでなく、グループディスカッションや集団面接が実施されることも多いようです。
会社ごとに選考フローは異なるため、事前によく確認しておいたほうがよいでしょう。
面接では志望動機を中心に、「なぜこの会社なのか」といったことや、「入社後にどんな仕事がしたいか」といったことが問われることが多いようです。
加えて、学校で学んできたことをどう生かしたいかや、自分の長所・短所、これまでに努力してきたことなどを聞かれることもあります。
また、職種によって転勤や海外勤務の可能性がある場合には、それについてどう考えているかを答えられるようにしておくことも重要です。