自動車ディーラー社員に必要な資格、スキル

営業職には資格が必要ない

自動車ディーラーの代表的な職種のひとつに「営業職」がありますが、営業の仕事をする場合、何か特別な資格やスキルが求められることは基本的にありません。

営業職は「大卒以上」の学歴を求められることが多いですが、大半の人が文系出身であり、学部・学科や専攻もさまざまです。

自動車の専門知識がなくても就職することは可能で、入社後に社内研修を受けたり、実務を通して仕事を覚えていくことになります。

ただし、唯一はじめから必要となるのは自動車の普通運転免許です。それというのも、お客さまの車を引き取りに行く際などに、自分で車を運転する必要があるからです。

運転免許は「AT限定」でも可能なケースもあるようですが、できればMT車も乗れるようにしておくほうが望ましいとされています。

また、自動車ディーラーでは車を販売するだけでなく、保険加入をお客さまに勧めることも多々あります。

保険を販売するにあたっては「保険募集人資格」というものが必要になるため、営業は入社後に取得することになるでしょう。

整備職は整備の資格が必要

営業が就職時に専門的な資格やスキルを必要としないのに対し、整備職に関しては「自動車整備士」の資格が求められます。

入社時点において、最低でも自動車整備の専門学校(2年制)を出ており、国家2級整備士の資格が求められる場合がほとんどです。

また、この国家資格のほか、入社後はさまざまな独自資格を取りながら仕事を覚えていくことになります。

各ディーラーにはたいてい「社内級」というものが存在しており、トヨタならトヨタ、日産なら日産など、自社で扱う車の技術や構造などについて具体的に学び、ステップアップしていく流れが一般的です。

なお、こうした各種資格を取っていくことによって、携われる業務範囲が広がったり、基本給とは別で「資格手当」が支給されたりするようにもなります。