自動車ディーラー社員に向いている人・適性

自動車ディーラーに向いている性格・適性

クルマが好き

自動車ディーラーで働くと、毎日たくさんの車に囲まれて仕事をします。

営業職であれば、新型モデルのスペックや装備を覚えたり、どのようにすればお客さまにアピールできるかなどを日々考えるでしょう。

整備職であれば、車に触れ、細部までいじることが仕事です。

車と密接に関わる仕事となるため「クルマが好き」であることが、重要な資質となります。

日々車のことで頭を巡らせるのが好き、プライベートでもスペックを調べたり車いじりをしてしまうような人であれば、天職かもしれません。

上司や先輩にもクルマ好きな人が多いため、同じ者同士でよい人間関係が築けることもあります。

ただし趣味を仕事にすることで、ひとによっては逆に車が嫌いになってしまうケースもあるので、その点は頭に入れて置く必要があります。

お客さまとの信頼関係が築ける

自動車ディーラーは、常にお客さまと対面する環境となり、お客さまとの信頼関係が築けるかも重要です。

自動車という高額な商品を扱うため、誠実で親身な対応をし、お客さまからの信頼を獲得していけるタイプの人が向いています。

単にクルマを売ったらそれで終わりではなく、長期的に良好な関係を築き、車検やアフターサービスの利用に繋げていく力も求められます。

また、近年は「若者のクルマ離れ」などの影響から、ひと昔まえのようにスペックや性能を重視して車を選ぶ人は減ってきています。

実用性やデザインで選ぶ人が増えてきているため、クルマに詳しいだけでなく、お客さまの趣向やライフスタイルを考慮して提案できる人が向いているでしょう。

営業職に向いている適性

営業職の場合、主にに次のような適性が求められます。

・目的達成意欲が高い
・精神的に打たれ強い
・コミュニケーション力が高い、フットワークが軽い

自動車ディーラーの営業職は、販売台数のノルマ(数値目標)が毎月定められるのが基本です。

数字に追われる毎日となりますが、その分ノルマを達成できた社員には「インセンティブ報酬」などの対価が与えられるため、目標を定め達成することに喜びを感じるタイプの人が向いています。

また、ノルマが達成できないと上司から厳しい指摘を受けることもあり、気の弱い人では精神的にまいってしまうかもしれません。

精神的にタフで打たれ強い人、気分転換などをしてストレスを上手く解消できるタイプの人が向いています。

整備職に向いている適性

整備職の場合、主に次のような適性が求められます。

・技術的探求心、好奇心がある
・丁寧で確実な作業ができる、手先が器用
・体力や持久力がある

整備職の場合、技術がなりよりの武器となるため、常に技術知識やスキルを磨いていかなければなりません。

今後は、電気自動車(EV)やIoT(Internet of Thing)などの先端技術を備える新型モデルも増えてくるため、常に新しい技術を探求していく好奇心が求められます。

また、整備業務には小さなミスも許されず、自動車の整備が不十分であると大事故を起こし、人の命さえ奪う恐れもあります。

そのため、ボルトなどの小さな部品一つまで丁寧で確実な整備ができる人、手先が器用な人が向いています。

職場環境として、整備職は重いパーツを動かしたり、つらい姿勢で長時間作業をすることもあり、整備場に冷暖房が備わっていないディーラーもあるため、体力や持久力も問われます。

変化に対応できる人

自動車業界はいま「100年に一度の大変革の時代」に入ったといわれています。

その中心にあるのがCASEという概念です。

CASEは、Connected(コネクティッド)、Autonomous/Automated(自動化)、Shared(シェアリング)、Electric(電動化)の頭文字をとったものであり、これからの時代、自動車の在り方そのものが大きく変わるといわれています。

今後は、「新車の販売より、カーシェアリングや保険商品の営業が多い」、「ガソリン車より電気自動車の整備が増えた」など、仕事内容も大きく変わわる可能性があります。

実際、新たにカーシェアリング事業など、ビジネスの多角化を始めているディーラーも増えてきています。

大きな変化の渦の中にある業界のため、これまでのやり方に縛られるだけでなく、変動する環境に合わせ、柔軟に変わっていけるタイプの人が向いています。

自動車ディーラーで働くには

自動車ディーラーに向いていないのはどんな人?

自動車ディーラーに向いていないのは、「クルマに興味のない人」です。

クルマを愛し真剣な姿勢で提案する営業マンと、クルマには興味はいないけれど仕事として仕方なく提案する営業マンでは、やはりお客さまからの評価も変わってきます。

クルマにまったく興味がないというのはディーラー社員としての成長の妨げともなり易いため、自分なりのクルマに対する想いがある人が向いています。