栄養士の求人・就職状況・就職先選びのポイント

栄養士の就職先にはどんなところがある?

栄養士の就職先は、病院、保育園、給食会社、老人施設、保健所などさまざまです。

自分がどういった栄養士として働きたいかというイメージを持ち、実際に職場を見学・体験する機会を探し、参加すると選びやすくなります。

学校それぞれに強みや特色があるため、その学校が力を入れている方面の就職だとアピールしやすいでしょう。

たとえば、専門学校ならば集団給食に力を入れているところが多いため、学校栄養士や給食会社を就職先として選ぶと有利です。

理系の短大や4年制大学なら、食品開発や研究職などへもアピールしやすいでしょう。

栄養士の勤務先と仕事内容の違い

栄養士の求人の状況

栄養士の就職状況

平成27年現在、栄養士養成施設は全国に137校あると発表されており、毎年1万7000人から1万9000人程度の人が新たに栄養士としての免許を受けています。

しかし、栄養士免許を取得した人たち全員がすぐに就職するわけではなく、実際に栄養士として社会に出るのは約50%ともいわれています。

最近は就職ではなく大学院へ進学する人も増え、より栄養学の知識を深めていく道も珍しいものではなくなっています。

なお、栄養士の就職先の領域としては、医療・学校給食・スポーツ・企業・行政・地域・福祉・教育機関など多岐にわたっています。

栄養士は、乳幼児や子どもからお年寄り・障害を抱える人など、あらゆる人に対して「栄養」の専門知識を生かしたサービスや情報を提供することができます。

就職先には大小さまざまな規模の組織がありますが、求人数も比較的安定しているため、学生時代にしっかりと勉強して知識を蓄えれば、自身が望む進路の仕事を探し、夢を叶えるのはさほど難しいことではないでしょう。

管理栄養士のほうが優遇されやすい職場も

栄養士と近しい職業に「管理栄養士」があります。

両者の役割に圧倒的に大きな違いはありませんが、現在、より専門的な栄養指導を行う管理栄養士のほうが、国家資格でもある分、栄養士よりも高度な資格と認識されているのは確かです。

医療機関や老人介護施設でも、栄養指導や栄養ケアマネジメントを行うことで指導料などの収益を上げられるのは管理栄養士となっているため、栄養士よりも管理栄養士が優先的に採用されやすくなっています。

ただし、病院、給食会社、保健所など、栄養士を必要としている施設も多々あるため、栄養士だから就職が難しいというわけではありません。

栄養関連の仕事に就きたいと考えている人は、両者の役割をよく認識し、どちらの資格を取得するか今一度考えてから職業を目指したほうがよいかもしれません。

栄養士の就職先の選び方

先輩や先生の意見

実際に現場で働いている先輩の意見を聞くのはとても大切です。

仕事の良い面、悪い面、先輩としてのアドバイスをいろいろ聞くことができ、大いに参考になるからです。

また、先生に相談してみると、的確で客観的な意見を聞くことができます。

やはり職場によって、適性はあるので、自分の行きたい方向性や向いている職場を相談しながら、決めると心強いです。

意外な就職先も

意外な就職先として、ドラックストアで栄養指導している栄養士は、薬を服用するときの食べ合わせなどの相談もあるそうです。

ダイエットサイトなどの健康管理配信サービスをしている会社に務め、どうしたら痩せられるのか、どんなメニューがいいのかをアドバイスをする仕事もあります。

最近は、携帯電話で食事の写真を送信して、自分の毎日の食事がバランス良く取れているか評価してくれるサービスもあります。

幅広い視野で栄養士の就職先を探してみると、新たな可能性が開けるかもしれません。

栄養士の志望動機・面接

栄養士の志望動機として多いのは、「食が好きで、食を通じて人々の健康づくりに貢献したい」という思いです。

食に強い興味関心があり、栄養学を学んで人の役に立ちたい、たくさんの人を助けたいといった考えが、志望動機につながっているケースが多いようです。

面接ではさほど特別なことは聞かれないことが多く、基本的な質問にしっかりと答えられるようにしておくことが重要です。

栄養士の志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?

就職先はどのように探したらいい?

栄養士の求人は、ハローワークや求人サイトを始めあらゆるところでみつけることができます。

公務員の栄養士になりたい場合は、毎年都道府県庁・市町村から求人(採用試験)がありますので、ホームページをチェックしておきましょう。

また、栄養士過程のある専門学校の場合、学校と実習先や企業が繋がっていて、就職をあっせんしてくれることもあります。