文房具メーカー社員のやりがい・楽しさ・魅力
文房具メーカー社員のやりがい・楽しさ
身近な商品に携わる仕事
文房具メーカー社員としてのやりがいのひとつは、手掛ける商品が「文房具」という私たちの暮らしに非常に身近なものであることです。
生活していて目にする機会が多く、自社の商品、とくに自分が関わった商品を誰かが使っているのを見たときには、計り知れないほどの喜びを実感することができるでしょう。
家庭以外に、学校やオフィスなどで使われる機会も多く、子どもから大人までさまざまな人の手にとってもらえることも、文房具メーカー社員にとっての喜びです。
ゼロからものを生み出すたのしみ
文房具メーカー社員のもうひとつのやりがいは、まだ世にないものを生み出すことができる点にあるといえるでしょう。
もちろん、文房具メーカーにはいろいろな職種があり、すべての人がアイデアを出して新商品の構想を練る仕事を担当するわけではありません。
しかし何らかの形で商品に関わり、それが世の中に出ていくのを見ることができるのは、やりがいにつながります。
自社の商品がヒットすれば、SNSで話題となったり、雑誌やテレビなどで取り上げられたりすることもあり、誇らしい気持ちになると同時に、大きな喜びに包まれます。
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文房具メーカー社員の魅力
人の役に立つ仕事
文房具は私たちの生活に身近なものであるため、商品の開発や販売は直接人の役に立っていると実感できます。
近年は「左利き用のはさみ」など、これまでになかった需要を開拓し新商品を開発することも増えてきました。
とくに少子高齢化を迎えるにあたり、各社は力の弱いお年寄りや子どもでも使いやすい文房具や、障害がある人でも使いやすい文房具などに力を入れています。
これまでになかった商品を開発することで、多くの人の悩みや不便さを解消でき、世の中に大きく貢献できるのです。
実際に使用者からの声を聞いたり、アンケートを読んだりすれば、自分の仕事は多くの人の役に立っている実感しやすく、この仕事に大きな魅力を感じるでしょう。
オリジナリティある商品をつくる
文房具というと、鉛筆ならこれ、ノートならこれといったように、どれも同じようなものという印象を抱くかもしれません。
しかし、実際には各社が工夫を凝らしながらオリジナリティあふれた商品をつくろうとしています。
とくに、最近はITと連携したデジタル文具など、時代のニーズに合わせた新しいタイプの文房具も次々と開発されています。
日本のものづくりの技術は世界からも高く評価されていますが、文房具メーカーでもそれに深く携わる面白さを実感することができるでしょう。
また、海外展開を積極的に行っている会社や、文房具と併せてオフィス家具の事業にまで力を入れている会社など、ひとくちに文房具メーカーといっても各社で特徴が異なります。
市場として成長の可能性はまだまだあり、刺激にあふれた仕事をすることができるでしょう。