番組制作会社の志望動機の考え方 例文や自己PRについても解説

番組制作会社社員になりたいけど、テレビ番組が好きという志望動機だけでは不安」
「番組製作会社社員の志望動機を充実させたいけど、どんな内容がいいのかわからない」

番組制作は特殊に感じる職種だからこそ、志望動機の考え方に悩んでしまうかもしれません。
この記事では、番組制作会社社員になるための志望動機について徹底解説しています。

番組制作をする夢を叶えるためにも、ぜひ参考にしてみてください。

番組制作会社を目指す人に多い志望動機とは?

番組制作会社を目指すきっかけとして多いのは、やはり「テレビ番組が大好きだから」というものです。

子どもの頃から日曜の朝は必ず戦隊アニメを見ていた。

音楽好きで音楽番組は欠かさずチェックしている。

バラエティ番組を見るのが毎日の息抜きになっている。

そんな経験から、「自分もテレビ番組を作る仕事に就きたい」という夢が生まれることが多いのです。

また、テレビ局ではなく番組制作会社を選ぶ理由として、「制作現場で思いきり働きたい」という思いを持っている人も多くいます。

番組制作会社ではディレクターやカメラマンなど職種別の採用になり、仕事を通して専門性を高められます。

さらに放送局のように部署の異動や転勤がないため、長く同じ現場で活躍できるのが魅力です。

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テレビ局ではなく番組制作会社を選ぶ理由とは

番組制作会社の試験を受けるうえで問われるのは、「なぜテレビ局ではなくて番組制作会社に入社したいのか」です。

人によって、番組制作会社を選んだ理由はさまざまでしょう。

「大卒の学歴がなくてテレビ局に応募できなかった」「テレビ局を受験したが合格できなかった」というケースだってあるかもしれません。

しかし、面接や書類審査で志望動機を述べる際には、できるだけ前向きな理由を述べたほうが印象はよくなります。

なぜなら、番組制作会社はテレビ局にはない、さまざまなジャンルの仕事ができるメリットがあるからです。

民放やNHK、BSなど、複数のチャンネルの番組を作る場合もありますし、放送局の「報道」「制作」などさまざまな部署と連携していることもあります。

ひとつの放送局に入社するよりも幅広い経験ができるので、志望動機ではこのような点をアピールすることもできるでしょう。

番組制作会社の志望動機 3つの例文を紹介

具体的にどのような番組制作会社の志望動機があるのか、以下の3つを例文で紹介します。

例文① 心から感動するドキュメンタリー番組を作りたい

高校生の頃に、御社が制作したドキュメンタリー番組を拝見しました。

離島の医師の人生を取り上げたもので、島民の暮らしに寄り添うその姿が丁寧に描かれていたのを覚えています。

ディレクターと医師の信頼関係が画面から伝わってくるような温かい番組でした。

その番組を見たときに心から感動して、自分もいつかはこんな番組を作りたいと思うようになったのです。

御社でディレクターとしてドキュメンタリー番組を作るのが、今の私の夢です。

例文② 世の中に元気を届けるバラエティ番組を作りたい

私はバラエティ番組やお笑い番組を見るのが大好きです。

小学生の頃、友人関係で悩み学校に行くことが苦しい時期がありました。

そんなとき、家に帰ってから明るい番組を見て思いきり笑うことで、また明日も頑張ろうと思えていました。

バラエティ番組やお笑い番組は、世の中の人々に元気を届けられる大事なコンテンツだと思います。

数々の人気番組を手掛けている御社で、一流のバラエティ番組を作れるディレクターを目指したいです。

例文③ 瞬間を切り抜くドラマ専門のカメラマンになりたい

私の夢は、ドラマ専門のカメラマンになることです。

中学から大学までずっと演劇部に所属しており、舞台を観に行ったり映画やテレビドラマを見たりすることが趣味でした。

演技をしている役者の表情から指先一本一本までに込められた思いを感じられる瞬間が一番好きです。

そしてそんな瞬間を映像として切り取り、多くの人に伝えられるカメラマンという仕事に大きな憧れを感じます。

このような夢を抱いていることから、ドラマ専門のカメラマンを多く輩出している御社を第一志望として考えています。

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番組制作会社の面接で質問される内容としておきたい事前準備とは

番組制作会社の面接では、学生時代に打ち込んできたことや志望動機などを尋ねられます。

サークル活動や留学経験、アルバイトで感じたことなど、自分だけのエピソードを存分に語るとよいでしょう。

放送系の専門学校で学んだ人は、専攻していたコースや自信があるスキルについてもアピールできます。

また、会社によっては、自社が制作に携わっている番組に対する意見や感想を求めてくる場合があります。

受験する会社がどの放送局のどのような番組を制作しているのか、事前にしっかりリサーチしておくことが必要不可欠です。

その上で、その番組の魅力や改善すべき点などを整理してまとめておきます。

日頃からテレビを見ながら、自分だったらどんな工夫をするか、あるいはどんな演出をするか考えておくとスムーズに意見がいえるでしょう。

番組制作会社で求められる人材とは? 自己PRのポイントは?

テレビ局にはない番組制作会社の特徴として、さまざまなジャンルの番組を手掛けていることが挙げられます。

民放やNHK、BSなど、取引先の放送局もさまざまで、報道番組、バラエティ番組、ドキュメンタリー番組など内容にも幅があります。

そのため番組制作会社は、さまざまなことに興味を持ち、たくさんの知識を持っている人を求めています。

好奇心が旺盛な人や博学でマルチに活躍できる自信がある人は、このような自分の適性を自己PRにつなげるとよいでしょう。

また、放送局の社員は年齢とともに管理職にキャリアアップしますが、番組制作会社の社員は現場でずっと働き続ける場合が多いです。

「プロフェッショナルとしてひとつの現場に立ち続けたい」という思いがある人は、志望動機にこういったビジョンを絡めるのもよいかもしれません。

番組制作会社の採用試験で必要なエントリーシートや面接の準備

番組制作会社の履歴書では、ほかの業種と同じく学歴や職歴を記入します。

しかし、「高卒だから不利になるかも」とか「営業経験しかないからディレクターになれないかも」などと考える必要はありません。

番組制作会社の採用活動では、学歴や職歴よりも人柄や能力を重視することが多いといわれています。

たとえ学歴が高卒であっても、放送業界が未経験であっても、よい人材だと判断されれば採用される可能性があります。

特に「学歴不問」をうたっている番組制作会社の場合、学歴に関しては重視しないのが当たり前です。

履歴書はあくまでも基本的な情報を得るための書類、と考えるとよいでしょう。

履歴書以外のエントリーシートや面接を採用の決め手とすることが多いので、履歴書だけにとらわれずに自信を持って臨みましょう。

番組制作会社への転職に悩んだら、転職エージェントに相談してみよう

未経験や中途で番組制作会社への転職を目指しているものの、志望動機や面接に自信が持てない場合は、転職エージェントで添削を無料で受けるのもおすすめです。

マスコミの分野に強い転職アドバイザーがしっかりサポートしてくれるので、書類通過率や合格率をアップさせることができます。

また、業界情報を聞くことができたり、番組制作会社の「非公開求人」情報の獲得が可能です。

まだ転職するか迷っているという段階でも、早めに専門家のアドバイスを聞くことでキャリア選択の幅を広げることができるでしょう。

リクルートエージェントは、転職エージェントの中で最も求人数が多く、転職実績もNo.1となっているので、まず登録しておきたいエージェントです。

また、20代の方や第二新卒の方は「マイナビジョブ20's」に登録してみるとよいでしょう。

特徴としては20代を積極採用している企業の案件が多く、専任キャリアアドバイザーによる個別キャリアカウンセリングを受けることができます。

なお、対応エリアは「一都三県・愛知・岐阜・三重・大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀」となります。

どちらも登録・利用はすべて無料なので、ぜひ登録して気軽に相談してみてください。