テニス選手の現状と将来性

日本テニス界に現れた期待の星

数年前までは有名なプロテニスプレーヤーといえば欧米の選手ばかりで日本人選手の活躍を耳にする機会はあまりありませんでした。

ですが近年、錦織圭選手が世界ランキング32に食い込み、トッププレーヤーの仲間入りを果たすと、昨年には世界の四大大会の一つ「全豪オープン」でベスト8と好成績を残し、その地位を揺るぎないものにしつつあります。

また、さらに上位を狙えるとの期待もあり、テニスファンだけではなく、テニスにあまり興味がなかった人でも、その話題を目にするようになってきました。

取り巻く環境の変化

近頃では試合がテレビ放送される機会も多くなってきました。バラエティー番組においても、選手が出演することも増え、身近な存在として認識されるようになりました。

また、衣料メーカー「ユニクロ」が錦織選手や2012年世界ランキング1位のジョコビッチ選手と契約し、ウェアの提供を行っています。プレー以外のビジネスの世界においてもプロテニスプレーヤーを取り巻く環境は徐々に盛り上がりつつあります。

トッププレーヤーの育成が急務

過去に世界のトップレベルに近づいた選手といえば伊達公子(現・クルム伊達公子)さんや松岡修造さんですが、残念ながらそこから日本人選手が再び活躍するまでに10年以上の時間がかかりました。

そうなるとやはり人気は衰退していきます。そうならないためにも常時、日本人プロテニスプレーヤーが世界で活躍できるよう、育成システムの構築による選手層の底上げが急務となっています。

目指すは世界一

テニスは個人競技であるため、身体能力が大きく影響するスポーツです。そのため「背が低い日本人は活躍できない」といわれてきました。

ですが、現実に決して大柄ではない錦織圭選手の活躍により、技術、戦術、科学トレーニング等でその差は埋まりつつあることが証明されてきました。

近代テニスにおいて日本人がトッププレーヤーになれる日もあるかもしれません。