テニス選手になるには? どんな学校・スクールにいけばいい?

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テニス選手になるまでの道のり

早い時期にテニスを始める

なるべく早くからのテニスを始めることがプロになるために近道です。

現在の日本のトッププレーヤーの多くは、早くは物心ついたときから、遅くとも小学校にはテニスを始めているようです。

そしてジュニアの大会で成績を残して頭角を現していく場合がほとんどです。

さまざまな場所で腕を磨く

テニスの強豪高校に入学してプロを目指す人もいますが、学校の部活とは違う、プロのコーチがいるジュニア養成所に通いそこでテニスを学ぶ人も多いようです。

また海外の同様の施設である「テニスアカデミー」へ留学する人もいます。

今では専門学校にプロテニスプレーヤーになるためのコースもできたりしていて、さまざまな場所・方法で大会での勝利、そしてその先のプロを目指しテニスに取り組むことができるようになりました。

テニス選手になるまでのルート

テニス選手になるための学校

3グループに分けられる

「テニス選手になるための学校」は、大きく分けて3つのグループに分けられます。

1つは、テニス部の強い中学、高校、大学。

2つめはテニスコースをもつ専門学校。

そして、3つめは、学校の放課後や休日に通う町のテニススクールです。

また、ここではテニス選手として将来有望な選手を支える「盛田テニスファンド」も合わせてご紹介します。

最近の強豪高校と大学

最近のテニス部の強い中学、高校としては、男子が柳川(福岡)、湘南工科大付(神奈川)、相生学院(兵庫)、早稲田実業、東海大菅生(東京)、四日市工(三重)、長尾谷(大阪)、東山(京都)などがあります。

女子は、園田学園(兵庫)、富士見丘中学・高校(東京)、長尾谷(大阪)、仁愛女子(福井)、秀明八千代(千葉)、名経大高蔵(愛知)、京都外大西(京都)などです。

大学の男子では、早稲田、慶応、日本大、法政大、筑波大、近畿大など、女子では早稲田、慶応、関西、園田女子、亜細亜大、専修大、山梨学院大、相愛大などとなっています。

テニスコースをもつ専門学校

最近は、テニスコースをもつスポーツ系の専門学校も増えています。

プレーヤーとして技術的な上達を目指しながら、高度な戦術やトレーニング法から、メンタル、フィジカルの強化法まで幅広く学ぶことができます。

専門学校生を対象とした大会も、全国各地で開催されており、日頃の練習の成果を試すこともできます。

また、学校によっては、元プロ選手が講師として指導しているところもあるようです。

専門学校によっては、「テニスコース」という専攻はなくても、クラブ活動としてのテニスが盛んなところもあります。

根強い人気がある町のテニススクール

町のテニススクールも、各地に存在しています。

近年のテニス人気の低迷で、全国的にみるとテニススクールの数自体は減っていますが、プロ選手を目指す小学生からシニアまで通えるテニススクールは、いまも根強い人気があります。

日本プロテニス協会は、認定プロコーチが指導することと、万が一のケガなどに備えたテニス保険に加入していることを条件に、「オフィシャルスクール」として認定しているところもあります。

町のテニススクールには、さまざまな学校があります。

入部前に体験レッスンを受けたり、すでに習っている人に、指導の様子を聞くなど、納得したうえで入会手続きをとることです。

盛田テニスファンドとは?

「盛田テニスファンド」とは、日本テニス協会の会長も務めた盛田正明さんが、世界のトップ選手を育てるため、私財を投じて設立した基金です。

中学生が、アメリカにテニス留学しようと思えば、年間1000万円がかかるといわれています。

テニスの練習をするアカデミーの費用に生活費、現地の中学校や高校の学費、それにさまざまな大会に出場するための遠征費などにかなりの費用がかかるためです。

テニスの才能があっても、年間1000万円の費用を何年間も出し続けられる人は少ないです。

そこで、世界のトップ選手を育てるため、日本の中学生のアメリカ留学費用を援助しようと設立されたのが、「盛田テニスファンド」なのです。

錦織圭選手は盛田テニスファンドの強化選手

2000年に初めて、アンドレ・アガシやマリア・シャラポアらを育てたフロリダ州のニック・ボロテリー・テニスアカデミーに2人の選手を送りだしました。

錦織圭選手は、2003年、中学2年の時、盛田テニスファンドの強化選手としてアメリカに渡りました。

盛田テニスファンドによる支援は、18歳まで行われます。

ただし、毎年、レベルに合わせた課題が設定され、それをクリアできなければ、支援が打ち切られます。

奨学金は、基本的に返済する必要はありませんが、世界ランク100位以内に入ったら、後輩の奨学金として、年間獲得奨学金の10%を盛田テニスファンドに返すことになっています。

錦織圭選手は、その対象選手として返還しています。

テニス選手に向いている人

プロになるのはジュニア時代の成績優秀者

日本でプロになるテニス選手は、ほとんどがジュニア時代に好成績を残した人たちです。

ジュニア時代に実績を残した選手が、高校卒業までにプロに転向するケースが多いようです。

その一方、大学までテニスを続けた選手が、卒業後、プロに転向する選手は少ないです。

大学時代にトップレベルだった選手でも、アマチュアとして、あるいは趣味としてテニスを続けている人が多くなっています。

全国レベルの実力があれば、プロになることは可能

では、ジュニア時代に好成績を残さなければ、プロになれないかというと、そんなことはありません。

「プロ宣言」をするのは、自由です。

高校や大学時代、全国レベルで活躍していた選手なら、賞金の出る大会に出場するチャンスはあります。

必要なのは実力と心構え

プロテニス選手には特別な資格は必要ありません。

日本でプロテニス選手になるには、まず日本テニス協会の大会等に出場し、ある程度の実績を残し、ポイントを獲得し日本ランキングを上げることが必要です。

ある程度の上位にランクされるくらいになったのち、日本テニス協会に申請し、それが認められれば「プロ」として登録されます。

ですが登録はできても、プロとしてお金を稼ぐことは簡単ではありません。

まずは養成施設等の団体に所属し、多くの大会で戦績を残して、プロとして生計を立てていきます。

活動していくにはかなりの実績が必要となりますので、プロになれる実力があってもプロ登録する人はそう多くはありません。

テニス選手に向いている人・適性・必要な能力

テニス選手のキャリアプラン・キャリアパス

日本国内でも賞金を稼ぐことができる

プロになると、実力に応じた大会に出場して賞金を稼ぐと同時に、ポイントを獲得します。

そして、稼いだポイントによってランキングされていきます。

日本の大学生は、トップクラスの選手で世界ランキングの400〜800位くらいです。

世界ランキング300位以下の選手は、フューチャーズシリーズや若手の出場するサテライト・サーキットに出場します。

日本でも、このフューチャーズシリーズは開催されており、参加して賞金を手にすることもできます。

スポンサーや所属先を見つけることが大切

プロ選手として活動するには、交通費や宿泊費などの経費、トレーニングするための環境が必要になります。

そのため、スポンサーや所属先を見つけることが大切です。

とくに、テニス選手を支援してくれる企業に見込まれ、支援を受けられるかどうかが大きなポイントになります。

もちろん「フリー」で活動しているプロもいますから、活動費用や練習環境を自分で用意できれば、所属先がなくてもプロになれます。

テニス選手を目指せる年齢は?

ジュニアで実績を残した後、シニア、いわゆるオープンの大会に出て好成績をあげる必要があります。

もちろんジュニア時代活躍できなかった選手でも、またテニスを始めるのが遅かった人でも成績を残せば関係ありません。

日本テニス協会に申請の上、認められれば「プロテニス選手」として登録され認知されます。

日本ではだいたい20歳前後でプロになる選手が多いようです。

日本で最年少プロになったのは、2010年に女子の選手で14歳3ヶ月が記録になっています。

ですが高校や大学に通いながら、インカレ等の大会に出場し実績を残し、卒業後プロ転向する選手もいます。

基本的には、全国レベルで好成績を残すだけの実力をつけ、練習環境など体制を整え、申請が認められれば、「プロテニス選手」になることができるのです。