審判のやりがい

名勝負の審判を務めること

審判にとって最高のやりがいは、「名勝負」と呼ばれるゲームに審判として立ち会うことでしょう。

名勝負は、審判の公正で正確なジャッジがいなければ、成り立ちません。どんなに好勝負が続いていても、たった一つの誤審で、その試合の価値は下がります。

審判にとって、語り継がれるような名勝負の審判だったことは、大きな誇りです。

試合で目立たないこと

その一方、審判は、「あの判定が…」とか、「今日は審判のおかげで」と言われることを嫌います。

名勝負で、審判は決して目立ちません。審判が目立つということは、見ているファンや観客も審判の判定に満足していないという証拠です。

試合で目立たないというのは、審判にとって大切なことです。

試合後の握手

たとえば、サッカーやラグビーでは、試合後、選手が審判と握手する光景が見られます。

とくに試合に負けても、審判と握手をしてくれるというのは、その選手が判定には満足していたという証拠です。

試合後、選手が握手をしに来てくれることは、審判にとって嬉しいことの一つです。

向上心をもち続けること

審判は、どんなベテランになっても、自己採点で満点の試合はないといわれます。

判定の正確さはもちろん、判定基準の一貫性やわかりやすさ、判定した時の位置やコールのし方、笛を吹く強さ、選手たちへの言葉かけなど、どこかに不満が残るそうです。

審判は、試合後に反省会を開きます。競技によっては、チェック係がいて、その日の問題点や今後の課題を指摘されることもあります。

審判には、常に「もっとうまくなりたい」という向上心が必要です。

自分の課題や問題点を指摘されると、「今度はもっとうまくなりたい」と思う。そう思って、次の試合に臨むのがやりがいという審判も少なくありません。