健康運動指導士の現状と将来性

地域のさまざまな場で求められるように

生活習慣病の増加、少子化と超高齢化社会の訪れなど、現代の日本は健康に関わるさまざまな不安を抱えています。

このような時代背景の中、人々が元気で長く生きられるように、また国の大きな課題となっている医療費抑制のためにも、政府は国を挙げて「健康づくり」に取り組む方針を打ち出しています。

しかしながら、周囲に目を向けてみれば多くの人は運動が健康にいいことは理解していても、いったいどのように運動すればよいのか、自分にとって効果的なのかまではなかなかわからないものです。

あるいは、心身に何らかの病気を抱えていることによって、激しい運動はできないといった人もいます。

ここで活躍するのが健康運動指導士です。

健康運動指導士は、保健医療関係者と連携しながら対象者一人ひとりの心身の状態を把握し、その人に合った健康づくりのための運動指導を行うことができます。

人々の健康に対する関心が年々高まっている今、まさに時代のニーズに応えることができる職業のひとつだといえるでしょう。

将来性に期待が集まる仕事

現在、健康運動指導士の資格取得者は、病院をはじめとする医療施設や福祉施設、介護施設、あるいはフィットネスクラブ、企業、学校など、さまざまな場所で働いています。

医学的知識を持ち、その人に適した運動指導ができるスキルを持った健康運動指導士は、地域社会のあらゆる場所で活躍できるといっても過言ではありません。

国家資格化はされておらず、まだまだ認知度は決して高いとはいえない職業ですが、政府は以前より資格取得者の数が増えるよう力を注いでおり、これからさらに注目されるようになっていくのではないでしょうか。

それに伴って、活躍の幅がさらに広がったり、より良い待遇の下に働けるようになったりする可能性も十分に考えられます。