警察官に向いている人、適性

正義感と理性のバランス

警察官の仕事をするのに「正義感」は欠かせません。

「街の安全、国の安全を守るために自分が頑張りたい!」という気持ちは、この職業を目指す強いモチベーションにもなることでしょう。

しかし、ただ正義感が強いだけでもいけません。

事件の背景には複雑な事情が絡んでいることもあり、自分の正義感だけで勝手に動いてしまうと、被害が拡大したり犯人の気を荒立ててしまったりする可能性もあります。

ときには理性で正義感を抑える必要も出てくるため、どちらもバランス良く持っている人が望ましいといえます。

協調性がある

警察学校に入ると、まずはその集団行動の多さに驚くはずです。部屋は複数人で一緒の場合も多く、授業はもちろん食事や入浴なども、常に集団で動くことが求められます。

もし一人が時間に遅れてしまえば、全員の責任になります。警察官に、自分勝手な行動は絶対に許されないのです。

このことを理解でき、協調性を持って行動できる人でなければ、警察官になるのは難しいでしょう。

気力・体力の充実

警察官は、厳しい事件現場に立ち向かわなければならなかったり、制服を着て外で立ち続けなければならなかったりと、気力と体力どちらも必要となる仕事です。

そのため、これらに自信がある人は警察官に向いているといえます。

しかし、採用試験を受ける際に突出したものがなくてもそれほど心配する必要はありません。

警察学校の訓練では気力・体力どちらもしっかりと鍛えることができるので、その訓練についていけるだけの体力と熱意が認められれば、そこだけで落とされることはないでしょう。

一般常識を身につけている

警察官にとって必要な知識や能力は、警察学校での生活や配属先での業務を通してきちんと身につけていくことができるため、現時点で特別なスキルを持っている必要はありません。

しかし、警察官になれば「一般市民の代表」という気持ちを持つことも必要になります。

ですので、事故や事件はもちろん、政治や経済にまで「いま、世の中ではどのような動きがあるのか?」ということを幅広く理解しておくことは大切です。

そのためにも、日常から新聞を読むなどをして見聞を広め、一般常識を身につけるように意識しておきたいものです。

倫理的であること

近年、警察官の不祥事やスキャンダルなどのニュースが目立っています。

本来は悪を許さない存在であるはずの警察官がこのような社会的に問題となる行動をとることで、警察官に対する世間の目はとても厳しくなっています。

もちろん、多くの警察官は日々真面目に業務に取り組んでいますが、一人の過ちが警察組織全体の問題になってしまうこともあります。

警察官として軽はずみな行動をとることは絶対に許されないため、正義感にあふれた倫理的な警察官が求められています。