警察官の資格

採用前に必要な資格はなし

警察官になるために、何か特別な資格が必要とされることはありません。

都道府県警察勤務の場合は「警察官採用試験」を受験し、合格後に採用されれば、警察官として働き始めることができます。

ただし、警察の扱う業務は幅広いため、語学や簿記、コンピューター関連などの資格を有し、専門知識を持っていれば、将来的に業務で役立てられる可能性もあります。

とくに近年は、犯罪捜査の場面でもIT化が進んでいることから情報通信分野に秀でた人材や、国際化が進むにつれ、高い語学力を持つ人材を積極的に採用しようとする傾向もあるようです。

IT関連の資格、外国語関連の資格を持っているとアピール材料になる可能性も考えられます。

警察官採用試験の受験資格

警察官採用試験の受験資格は、都道府県警察によって若干違いはありますが、概ね以下のような基準となっています。

年齢

17歳〜30歳前後

身体要件

男性160cm、48kg以上、女性154cm、45kg以上

視力

裸眼視力が両眼とも0.6以上であること。ただし、これに満たない場合は、両眼とも、裸眼視力がおおむね0.1以上で矯正視力が1.0以上であること

その他

色覚、聴覚、疾患、運動機能が職務執行に支障のないこと

受験条件で何らかの不安がある場合には、受験する都道府県警察に相談してみましょう。

採用後に必要な資格

警察官として働くことが決まると、以下の免許が必要になります。

・自動二輪免許
・普通自動車免許(MT)(自動二輪免許のみで可とする都道府県警察もあります)
※パトカーはマニュアル車が多いため、オートマ限定免許は認められない場合があります。

これらは、警察学校入校前に取得することが推奨されていますが、警察学校在学中に取得する人も多くいるようです。

そのほか、

・柔道もしくは剣道の初段
・無線従事者免許

の資格も、警察学校在学中に取得することになります。

業務に必要な資格も多数

一人前の警察官になってからは、担当業務に応じて「大型自動車免許」や「潜水士」、「簿記」などの資格を取得する人がいます。

また、警察は内部の検定試験や資格も多数あります。

たとえば、白バイ隊員として働くための資格、パトカー乗務のための資格、鑑識官として働くための資格など、より専門的な業務に当たるために取得必須となるものもあります。

このような資格は、日常業務の中で訓練や研修を受けて合格を目指すことができます。