機動隊になるには

機動隊とは

「機動隊」といえば、デモなどが起こった際に、ヘルメットを被り大きな盾を構えている姿を想像する人もいるかもしれません。

実際には、街のパトロールにはじまり、暴動など危険な事態が発生しそうな場合の警戒、テロや大規模災害時の対応、さらには海外からVIPがやってくる際の警護まで、国の治安を守るために幅広く活動しています。

機動隊の所属

機動隊は、警視庁や各都道府県警察の本部の「警備警察」部門に置かれています。機動隊は警備部の中でも圧倒的な人数を誇ります。

警視庁の場合は第一から第九までの機動隊に加え、特科車両隊と言われる専門部隊が編成されています。

警察本部の場合は、大阪府のみ第一から第三機動隊、その他の道府県では第一と第二機動隊の編成となっています。

機動隊員になるには

機動隊はあくまでも警察の一部門なので、まずは警察官になる必要があります。

警察官になるには

そこから本人の志願と適性が認められれば、警備部門に配属されて機動隊員になれる可能性が高まります。

また柔道、剣道、逮捕術、けん銃いずれかの分野で特別に優れた能力があると、「特別訓練員」として認められることもあります。

機動隊の仕事は身体を動かす場面も多いため、たいていは若い警察官を中心に構成されています。

自衛隊と共同で行うレンジャー訓練や潜水訓練など、日常的に非常に厳しい訓練が行われるため、警察官の仕事の中でも最も厳しい部類に入るという意見も多く聞かれます。

機動隊の機能別部隊

機動隊の中には、専門的な技術と知識を要する「機能別部隊」がいくつか編成されています。ここでは、その一部をご紹介します。

銃器対策部隊

「MP5機関けん銃」と言われる銃などで武装し、専用の装甲車に乗り、立てこもり事件などがあった際に立ち向かいます。

爆発物処理部隊

液体窒素を充填した特別な車両を装備し、テロリストや過激派によって仕掛けられた爆発物を処理します。

広域緊急援助隊

大規模災害の際に対処します。

山岳救助隊

登山客の安全を守り、事故を防ぎます。遭難者が出た場合には救助活動を行います。