アイリストの仕事内容

流行に合わせて誕生した「アイリスト」

「アイリスト」とは、まつ毛ケアのプロフェッショナルです。

かつては目元のメイクと言えば「ビューラーを使ってまつ毛を上向きにする」「まつ毛にマスカラを塗る」「アイシャドウでまぶたに色をつける」くらいしか選択肢がないのが一般的でした。

しかし、時代の流れとともに、人工的にまつ毛を植毛する「まつ毛エクステ」や薬剤を使ってまつ毛をカールさせる「まつ毛カール」「まつ毛パーマ」などの技術が浸透し、高い人気を誇るようになってきました。

まつ毛パーマやまつげエクステは、ビューラーやマスカラをしなくても目元がはっきりし、メイクが楽になるため、朝忙しいOLや海外旅行に行く人などにも人気があります。

こうした流れのなか、目元のケアを専門に行う「アイリスト」が少しずつ増えてきたのです。

現在、アイリストは、美容サロンを中心に活躍しています。美容師や美容部員に比べるとまだまだ認知度の低い職業ではありますが、若い女性を中心に憧れを集めている職業でもあります。

丁寧なカウンセリングがカギ

お客さんが来店したら、まずはカウンセリングを行います。「まつ毛が短い」「まつ毛が少ない」「まつ毛が下を向いている」など人によってまつ毛の悩みはさまざま。

カウンセリングを行い丁寧に話を聞きながら、どのようなメニューでケアをするか一緒に決めていきます。

お客さんのなかには肌が弱い人もいるので、事前にこういった情報をしっかり聞き出しておくことで薬剤によるトラブルなどを減らすことが大切です。

ショップによっては、こうしたカウンセリング以外にも使用する薬剤やピンセットなどの発注作業やレジ、店内の清掃などを行うこともあります。

施術の流れ

まつげエクステ

カウンセリングでは、どのような仕上がりにしたいのかという希望や普段の化粧の仕方、今までのまつげエクステの経験などをもとに、どんな素材を使うか、何本つけるかといったことを決めていきます。

エクステ自体にカール感があり、生え方の角度や見え方の好みでカールを選んでもらい、付ける量を調整する。

仕上がりは大きく3つに分けられます。
1.目尻の部分のまつ毛を長めにする → セクシーな印象
2.黒目の上の部分のまつ毛を長めにする → 黒目が強調されキュートな印象
3.全体的に同じ長さ → つけまつ毛のようなボリューム感、または自然な仕上がり

内容が決まったら、いよいよ実際に施術します。

医療用のテープを貼り、まつ毛の生え際から1〜1.5mmのところから接着します。根本に近づけすぎるとまばたきのときにチクチクしてしまうので要注意です。

付ける本数はお客さまの要望によりさまざまですが、だいたい100本ほどを1時間〜1時間半ほどかけて接着していきます。

まつ毛パーマ

まぶたの上にラバー上のロットを置いて、そこにまつげを楊枝ではりつけていきます。

地まつげを見て、まつ毛が硬い人は時間を置くなど、かかり具合を調整したり、地まつげの長さによってロットを変えたりします。

また、見せ方の好みを聞き、根本からしっかり上げるか、自然な感じのカールにするか、左が取れやすい、右はかかりやすいといったことも考慮して施術をしていきます。

まつ毛エクステ、まつ毛パーマのいずれにしても、アイリストは「スピーディーに」「安全に」「センス良く」仕上げていくことが必要です。

まつ毛は顔の印象を決める大事なパーツなので、いかに自然に美しく見せられるかがポイントになります。

仕事体験談