動物看護師の就職先の選び方

動物病院といってもさまざま

動物看護師の代表的な就職先となるのが動物病院です。

しかし、動物病院とはいっても、個人の獣医師が開業したクリニックから、たくさんのスタッフが勤務する大学の付属病院まで、大小さまざまな規模の病院があります。

一般的に、病院の規模が大きくなればなるほど、高度医療を施すための大きな設備も整っています。

そして、大勢のスタッフが連携して働くようになるため、より個人が専門性や強みを活かして働くことはもちろん、仲間同士のチームワークが求められます。

一方、個人病院の場合は、獣医師一人に対し、動物看護師は多くて2、3人で回すということも珍しくありません。

こういった職場では、受付、診療補助、薬の管理など、動物看護師は非常に幅広い業務を任されることが多くなっています。また、経営者によってだいぶカラーが異なることも、個人病院の特徴です。

待遇面もしっかりと確認を

病院ごとに仕事内容だけでなく、給料や待遇に関しても違いが出る場合があります。

大きな病院

一般的には、規模の大きな病院のほうが、より待遇面は安定しているようです。

大病院で24時間体制のところでは日によっては夜勤も入りますが、その分、きっちりとシフトが組まれているため週休2日の休みを確保しやすいといった特徴があります。

また、福利厚生などもしっかりと整えられているケースが多いようです。

個人病院

一方、個人病院の場合、待遇面は病院によってかなり異なります。

規模が小さいところ全てがそうだというわけではありませんが、中には社会保険がなかったり、いくら経験を積んだとしても給料は初任給のままほとんど上がらないというケースもあるようです。

どんな動物看護師になりたいのかを考える

大病院のように一緒に働くスタッフの数が増えれば増えるほど、人間関係の苦労も生まれやすいのでは? と考える人もいるかもしれません。

たしかにそういった面もあるかもしれませんが、見方を変えてみると、同僚に仕事の悩みを相談しやすかったり、お互い励まし合いながらがんばれるという良い面もあります。

一方、小規模な病院で働けば、一見雑用のような仕事まで任されて忙しい反面、より経営者に近いところでさまざまな経験が積めることがプラスになるかもしれません。

大病院と小規模の病院を比較したとき、一概に「どちらが良い、悪い」といえるものではありません。

しかし、同じ動物看護師とはいっても、働く病院によって働き方も変われば仕事内容も変わってくるため、少なくとも「どこで働くか?」は真剣に考えておくべきでしょう。

それによって、身につく知識やスキル、そして自分のキャリアも変わってくるからです。

まずは動物看護師としてどのような仕事がしたいのか、どうなりたいのかを考え、そのうえで待遇なども確認しながら就職先を選んでいきましょう。

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