女性の動物看護師のキャリアパス・結婚後の生活

女性の動物看護師の現状

動物看護師は、「動物が好き」という気持ちだけではとても続かないほど大変な仕事です。

勤務時間が長くなりがちなわりに給料はあまり高くなく、なかには雇用条件が悪いと感じてしまうような職場もあります。

また、いわゆる3Kといわれるような「きつい、汚い、臭い」といった仕事でもあるため、動物のことを心から思い、尽くせる人でなければやっていけないでしょう。

動物看護師として働く人の大半は女性であるため、ちょうど仕事に慣れてきたタイミングで結婚・出産というライフイベントに直面し、残念ながら現場を離れることを選択せざるを得ないという声もよく聞かれます。

女性の動物看護師の強み・弱み

女性動物看護師としての強みは、優しく穏やかな印象を与えやすいことです。

飼い主も動物も、ケガや病気を抱え不安な気持ちで動物病院を訪れているため、優しい印象の女性動物看護師は好感を得られやすく、女性を積極的に採用する動物病院も少なくありません。

動物看護師は女性と男性でさほど差が出る仕事ではありませんが、体力的にも精神的にもハードな仕事のため、女性でも体力とタフな心が求められることは知っておきましょう。

動物看護師の結婚後の働き方・雇用形態

女性動物看護師として結婚後も働き続ける人もいますが、結婚を機に退職・離職してしまう人も少なくありません。

これは動物看護師の待遇や職場環境にも問題があり、給与面や家庭との両立を考えると長く働くことは難しいと考える女性動物看護師が多いようです。

今後、動物看護師が国家資格化することで、より女性にとっても働きやすい職場環境が整っていくことが期待されています。

動物看護師は子育てしながら働ける?

動物看護師は職場によっては残業も多く、体力的にもハードであるため、子育てとの両立は簡単ではないかもしれません。

深夜勤務が入る職場もありますし、フルタイムで働くとなれば、周囲のサポートも不可欠となるでしょう。

しかし、動物看護師はいったん現場を離れたとしてもアルバイトやパートとして復帰することができ、決まった時間のみ働くといったことも可能です。

この仕事は人の入れ替わりも激しいため、求人情報は比較的簡単に見つけることができ、再就職もしやすいといえます。

動物看護師は女性が一生働ける仕事?

結婚・出産を経ても動物看護師として働きたいという気持ちさえあれば、何歳まででも働けるでしょう。

ただし、現状では職場環境や待遇面が整っていないところが多いため、家族を持つとなればこうした問題は避けては通れません。

動物看護師として一生働きたいのであれば、家庭と両立させられる職場や待遇面が優れている職場を見つけ、無理なく働けるように自らも努力していく必要があるでしょう。

今後、動物看護師が国家資格化し、より動物看護士の地位が高まることで、こうした環境が改善しより女性も働きやすくなってていくことが望まれます。