動物看護師の就職・求人募集状況

動物病院への就職

動物看護師の主な就職先は、動物病院です。ある大手動物看護専門学校の就職状況によれば、卒業生の57%が動物病院へ就職しているそうです。

日本ではここ数十年ペットがブームになっており、犬と猫だけでもあわせて約3,000万頭(匹)がペットとして飼われているといわれています。

それに対して、動物病院の数は全国で1万弱あり、横ばいか、あるいは少し増加する傾向にあります。

なお、ひと口に動物病院といっても、獣医師一人で開業・運営する個人病院から、数名規模の小規模なクリニック、あるいは複数の獣医師に10名以上の動物看護師が在籍する大きな病院までさまざまです。

その他、人間が通う「眼科」「歯科」のように、特定の部位に関する診察や治療を行う病院もあります。

また、獣医大学の付属病院や、高度な疾病を治療する二次診療専門の日本動物高度医療センター(川崎市)といった、かなり大規模な病院もあります。

以前は動物病院の数は右肩上がりに増加していましたが、現在はひと段落といったところです。

しかし、病院によってはまだまだスキルを持った動物看護師が不足しており、忙しく働かなくてはならないという現状があります。

また、この仕事に就く人は女性が多いため、結婚や出産を機に退職してしまったり、予想以上の厳しさに耐え切れず数年で退職してしまうなど、人の入れ替わりはそれなりに激しいようです。

そのため、動物看護師の募集は一年を通して比較的多く見受けられます。

動物病院以外の就職先

動物看護の知識を持つ人は、動物病院以外の職場に就職して働くこともできます。

就職先の一例

・ペットショップ
・グルーミングサロン
・ペットホテル
・ペットが宿泊可能な一般のホテル
・動物園
・動物関連企業(ペットフードメーカーなど)

このように、動物病院以外にも、動物のケアや健康管理に関する知識が求められる職場は多くあります。

ただし、職場によって資格が必須であったり、求められる経験・スキルなどが異なる場合があるほか、仕事内容にも違いがあります。

人と動物の関わりがますます深くなっているいま、動物看護のスキルを生かせる場は、多方面に広がっているといえるでしょう。

仕事体験談