動物看護師になるための学校

専門的教育が認定動物看護師試験の受験に必要となる

動物看護師の資格制度に、最近になって大きな動きがありました。

以前は、いくつもの動物看護団体が民間資格として、独自の動物看護師資格を認定していました。そのために、動物看護師資格といっても基準や学習内容がばらばらで、資格としての価値もさほど高くないという問題があったのです。

これを一本化して動物看護師資格の基準を統一するために、「認定動物看護師」という統一認定試験が2012年からスタートしています。

そして、この試験を受験するためには、動物看護関連の特定の学校を卒業することが定められました。

現在のところ、動物看護師になるために資格取得は絶対条件ではありませんが、今後、認定動物看護師が国家資格化する可能性も考えられます。

その際は、資格取得のために特定の学校で知識を身につけることが必須となっていきます。

動物看護関連の学校とは

現在、動物看護師になるための学校(動物看護について学べる学校)は、以下の種類に分けられます。

・動物看護関連専門校
・動物看護関連の課程をもつ専門学校あるいは専修学校
・動物看護関連の学科をもつ短期大学あるいは大学

従来は、それぞれの学校で提携している動物看護師資格の認定団体が異なっており、学校の教育内容もばらばらだったのですが、統一認定試験が開始したことで各学校の教育課程も共通した内容になりつつあります。

なお、2015年度の認定動物看護師試験を受けるためには、「動物看護師統一認定機構が推奨したコアカリキュラムに基づく「動物看護学」を教育する学科あるいはコースを有する専修学校あるいは大学において、認定動物看護師になるのに必要な単位(必要時間数)を修めた者」という条件が発表されています。

2016年度以降に関しては変更があるかもしれませんが、この先、認定動物看護師になるためには動物看護師統一認定機構が定める学校で学ぶ必要が出てくるといえます。

どの学校を選ぶか

先に挙げたように、動物看護師の認定試験を受けるために最低限必要な内容は、この先どの学校でも共通化されるでしょう。しかし、それ以外の部分で、それぞれの学校の特色が分かれます。

たとえば、実技研修に力を入れる学校、動物看護師以外の資格もあわせて取得できるようなカリキュラムを用意している学校もあります。

それにともなって、授業料も学校によって異なります。大手の専門学校の例では、初年度が入学金を含め約150万円、次年度以降約120万円程度が授業料として必要になるようです。

卒業までにかかる期間や費用とあわせて、学校ごとの特色を比較しながら入学先を検討するとよいでしょう。

認定動物看護師資格の今後の動きにより、学校のカリキュラムなどにも変化があるかもしれません。これから動物看護師を目指す方は、常に最新の情報をチェックするようにしましょう。

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