コピーライターの求人、採用募集の状況

大手広告代理店への就職は難関

正社員でコピーライターとして活躍することを目指すなら、電通や博報堂を筆頭とする大手の広告代理店に就職するのが王道です。

しかしこれらの代理店には就職希望者が殺到し、募集人員に対しての採用倍率は50倍から100倍になることもあります。

大手代理店が掲げる求人の条件は「4年制大学卒業以上」となっています。

「コトバ」に対する感度が高かったり、経済やマーケティングといった広告に関連する知識を学びやすい文系学部卒の人が有利といえる面もありますが、ほとんどの大学には直接コピーライターのスキルを得るカリキュラムが存在しないため、理系であっても特別不利にはなりません。

有名な大学出身でないと難しい?

ただし、大手広告代理店の新卒採用には、有名大学の学生がこぞって応募します。

決して学歴がすべてではないものの、先輩とのネットワークやこれまでの努力といった点から、どうしてもその部分が合否の判断の要素に入ってくることもあるようです。

あとは、自己PRや面接での意欲のアピール、筆記試験などが合否判断の材料となります。

中途採用では「コピーライター職」として募集がかけられることも多く、基本的にコピーライター経験者のみの募集となります。

この場合、出身大学の知名度よりも過去の実績やスキルが重視されます。

正社員以外にも契約社員や派遣社員が募集されることもありますが、この場合は学歴はほとんど問われず、やはりコピーライター経験者のみの採用となります。

より即戦力を重視した合否基準が設けられているといえるでしょう。

中小の広告代理店、制作プロダクションへの就職

中小の広告代理店や制作プロダクションの場合は、大手広告代理店ほど狭き門ではありません。

学歴も「高卒以上」を求人条件にしている企業が大半です。

自社のやり方にしっかり染まった社員を育てたい企業の場合、新卒や他業種からの第二新卒を積極的に採用し、一から仕事を教えるという方針が多く見られます。

逆に即戦力を求める企業は、「学歴不問」「経験者のみ」を求人条件としているところがほとんどで、過去の実績が問われます。

高卒から第一線のコピーライターを目指す場合、前者の「社員を育てる」企業に就職し、ある程度の実力をつけた後、後者の「即戦力を求める」企業でさらにスキルアップするという手もあります。

数々の実績を積めば、中堅の広告代理店や大手の制作プロダクションを目指しやすくなりますし、独立してフリーランスになる道や大手広告代理店へ契約社員として入社する道も開けます。