幼稚園の誕生日会で心がけること(体験談)
形式はさまざま
幼稚園にはたくさんの行事があります。ここではその行事の中の「お誕生日会」についてお話ししていきます。
お誕生日会を行う形式は幼稚園によっていろいろとあります。
・毎月決まった日に誕生月の子どもを紹介していく
・2か月に1回、2か月間の誕生日の子どもを紹介していく
・それらに加えて毎日園内放送でお誕生日の子どもの名前をアナウンスする
など、実施の方法はさまざまです。
子どもも先生も楽しみ
お誕生日会では子どもをステージに立たせて一人ひとり自己紹介をします。たぶんどの幼稚園でもこれは行っていると思います。
年少の子どもで恥ずかしくて泣いてしまう子もいます。そんなときには、幼稚園教諭が援助をしながら子どものフォローをしていきます。
自分でしっかりと自己紹介ができることで自立にも繋がります。自分のことを紹介することで他のお友だちに存在を知ってもらうこともできます。
子どもたちが楽しみにしているのは幼稚園教諭の出し物です。お誕生日会のために幼稚園教諭は子どもたちに劇を披露したりして子どもを楽しませます。
毎月行う幼稚園の場合、毎月出し物を考えないといけないので大変です。
考えるだけでなく、打ち合わせをしたり、製作をしたり、衣装を用意したりと大忙しな日々となります。それだけ苦労した分、成功したときは大きな喜びになります。
お誕生月の子どもにはプレゼントがあります。幼稚園によって既製品が渡されたり、幼稚園教諭手作りの物が渡されたりします。
私が子どもの頃通っていた幼稚園ではお誕生日会の時に写真立てや可愛い置物(どちらも既製品)がプレゼントされました。
勤務していた幼稚園では幼稚園教諭(各担任)が作った物と手作りペンダントの裏にコメントを書いたものをプレゼントしました。どんなプレゼントだったとしても子どもは本当に嬉しそうな表情をします。
恥ずかしがって下を向いている子もいれば照れ隠ししている子、嬉しすぎて走り回る子もいます。そんな子どもの様子を思い浮かべるだけで楽しくなります。
記念に残る日に
また、「お誕生日の本」というのを渡します。みなさんも昔貰った本が残っているのではないでしょうか?
これは子どもの手形や足型などを残したり、写真を貼ったりして思い出として残しておける本となります。
子どもが好きな食べ物や大きくなったらなりたい職業などを書いて残しておけます。他にも保護者の方が書き込める欄や幼稚園教諭がコメントを書く欄があります。そんな本を大きくなって見てみると楽しいですよね。
お誕生日は1年に1回の大切な日なので幼稚園でもその日を大切にしてあげています。