幼稚園教諭の保育日誌のエピソード(体験談)
保育日誌とは?
幼稚園教諭の大切な仕事の中に「保育日誌」をつけるという仕事があります。
保育日誌とは日々の記録やその日の予定を記した日誌のことです。一日を振り返って子どもの様子などを書いていきます。
一日だけの日誌を見てもあまりわかりませんが、日誌を読み返すことで一人ひとりの成長がわかります。
記録するのは子どもの様子(体調など)や保育内容だけでなく、保護者にどんな内容を連絡したか、誕生日の子ども、出欠席の確認などです。保育日誌は毎日書くことに意味があります。
保育日誌のエピソード
そんな保育日誌ですが、私の苦いエピソードについてお話しします。
保育日誌は幼稚園によって書き方がかなり異なります。幼稚園の中には保育日誌に力を入れているところもあります。
そんな園では一日の日誌を書くのにベテランの幼稚園教諭でも1時間近くかかるようです。
幸い、私が働いていた幼稚園では日々の子どもとの遊びの内容などに力を入れている園だったので保育日誌は比較的短時間で書くことができました。
それを甘く見てた私…。日誌は毎日書く必要があるのですが、いつも帰宅するのは夜遅い時間になっていました。
そんな日が毎日のように続き、ある日、そろそろ書かないといけないなぁと思い、保育日誌を開きました。
すると思っていたよりもかなりの日にちが経っていて全ての日誌を書くまでに何日もかかってしまいました。
なんとか日誌を仕上げることはできたのですが、子どもがその日どんな遊びをしていたか、いつ子どもが怪我をしたのか、欠席した子どもの理由など、さまざまな面で把握できないという状態でした。
幸い、副担任の先生がいたのでその先生に聞きながら書くことができました。もし副担任がいなかったらと考えると、反省・後悔をしました。
保育日誌は重要な記録
これははまずあってはいけないことです。保育日誌は、監査の時やトラブルが起きた際にも必要になる書類となり、証拠として扱われます。
また、子どもの成長を改めて確認することができるので学期末の保護者に渡す通知書のようなものにも役に立ちます。
保育日誌は一日一日書くことが大切です。どんなに疲れていてもその日に書いてしまいましょう。溜まった日誌を書くよりずっと良いと経験者が言うのだから間違いはありません。
これから幼稚園教諭になろうと思っている人はこんな失敗をしないように気を付けてください。