幼稚園教諭の1年目(体験談)
どんな職業についても新人時代はありますよね。幼稚園の1年目はどういった仕事をしてどんなことを行っているのかということを私の体験談を含めながらお話しします。
副担任からスタート
私が働いていた幼稚園は大規模な園でした。そのため、幼稚園教諭が40人近く(非常勤を含めた場合)、園児は500人程いました。
人数が多かったこともあり、1年目はクラスの副担任として仕事を行っていきます。
一日の流れとして紹介します。まず、子どもが来る前に園庭や教室の確認・設定などをします。バスに乗ったり、保護者と一緒に登園してくる子どもを受け入れます。
ここまでは大体普通の先生と一緒の内容です。遊びの時間では子どもと遊びますが、クラスの子どもがおもらしなどをした時など即対応します。年少の子で入園当初などは一日中処理に追われることも・・・。
また、子どもと担任が教室に帰って保育している時でも最後まで残って最後まで後片付けをします。ダイナミックに遊んでくれているので後片付けには結構時間がかかります。
給食の時にはお昼の放送をしたり、給食を子どもに分けていったりします。食べるのが遅い子の対応をしたり、担任の補助をしていきます。
給食のご飯が残るので調理室で1年目同士が集まりおにぎりを作ったりと、子どもとかかわる時間というのは一日のうちでそれほど長くはありません。
子どもが降園してからは、延長保育の子どもとかかわったりします。反省会が始まるまでに職員室の掃除やお茶の用意など、また園長の荷物持ちなど、雑用に近いこともありました。
また、行事の案内状などは担任の先生は忙しいため、1年目の先生が多く持ち帰り、案内状などのいろいろな作業を仕上げます。
これは幼稚園教諭が多い場合の例です。
少人数での幼稚園の場合では副担任ではなく、1年目から担任としてクラスを受け持ちます。今紹介した内容を皆で助け合いがら仕事をしています。
アドバイスがもらえる貴重な時期
新人の先生はデメリットばかり!!と思うかもしれませんが、そうでもありあせん。「新人だからしょうがないか」と大目に見てくれる時もあります。
確かに1年目ではどう動いていいか分からないものです。そのためにいろいろと失敗をしてしまいます。
ですが、保護者からもいろいろとアドバイスをもらえることができるのでコミュニケーションを取りやすかったり、勉強になったりもします。
新人時代をうまく切り抜けられるように先輩の先生の動きなどをよく見ておくと良いと思います。