テレビ局社員に向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介
テレビ局社員に向いている性格・適性
好奇心旺盛
テレビ番組には、お笑いやバラエティのように人々を笑顔にする番組もあれば、日本中が熱狂して声援を送るスポーツ中継もあります。
また、政治や国際社会の問題を取り上げる報道番組もあれば、今の時代の空気を映し出す恋愛ドラマもあります。
どの職種で働くにしても、とにかく幅広いジャンルの番組に携わることが多いので、何事にも好奇心旺盛な人のほうが向いている業界です。
テレビが大好き
テレビ局で働く以上は、やはりテレビが好きであることが大前提です。
テレビ局内には大きなモニターが置いてあり、一日中、自社で制作しているニュースやドラマなどの番組が放送されています。
テレビ局の看板商品なので、職種に関わらず自社の番組をよく見ておくことはとても大切です。
もちろん、ライバルである他局の番組もくまなくチェックする必要があります。
もとからテレビが大好きな人は適任でしょう。
協調性がある
テレビ局で働く以上は、さまざまな職種の人と関わらなければいけません。
一つの番組を作るために何十人、何百人というスタッフがチームを作ることもあるのです。
チームで協力することが得意な、コミュニケーション能力が高い人のほうが向いています。
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テレビ局社員に必要なスキル・能力
正義感
テレビは「真実の報道」という重大な使命を背負っているメディアです。
ニュース番組においては偏向的な取材や編集を行うことなく、常に視聴者に真実を伝える姿勢を貫くことが大切です。
ときには政治家や大手企業の闇を暴かなければいけないこともあります。
テレビ局社員には強い正義感が必要です。
倫理観
情報番組やバラエティ番組において、いわゆる「やらせ」と呼ばれるような作為的な演出は許されません。
最近ではSNSの発展により、演出のごまかしがあっという間に世間に見抜かれることも多いのです。
大きな社会問題になれば、番組としてはもちろんのこと、放送局としても信頼を失ってしまいます。
テレビ局社員が高い倫理観を持って放送に携わることが強く求められています。
想像力
正義感や倫理観と同じように、豊かな想像力も大切です。
取材相手を傷付けるような表現をしていないか、視聴者に誤解を招くような表現をしていないか。
番組制作者は常に想像力を働かせなければいけません。
自分の作る番組が社会によい影響を与えるものになるよう、コツコツと努力を続けることが大切です。
テレビ局社員に向いていないのはどんな人?
テレビ局社員に向いていないのは、コミュニケーション能力が低い人です。
テレビの制作現場では、放送部から技術部、営業部までたくさんのスタッフが働いています。
部署の垣根を越えて協力するためには、自分の意思を伝えたり相手の主張を受け入れたりするスキルが欠かせません。
「人と関わるのが苦手」「できるだけ一人で作業していたい」「打ち合わせや飲み会が嫌い」というタイプの人は、苦労することが多いようです。
必ずしも社交的である必要はありませんが、周囲の人間に対して積極的に関わる姿勢が大切です。
自信がないという人は、学生時代にサークルやゼミなどの活動を通してコミュニケーション能力を磨きましょう。
初対面の人と雑談をするスキルを磨いておくだけでも、社会に出てから役に立ちます。