生命保険会社で働くには(大学学部・学歴)

生命保険会社社員になるまでの道のり

生命保険会社社員として働くには、各生命保険会社が行う社員採用試験を受験する必要があります。

大手の生命保険会社であれば新卒採用は基本的に毎年行っており、一度に100名以上の社員を採用する場合もあります。

新卒の募集職種としてとくに多いのは「基幹職(総合職)」と「営業職」の募集です。

基幹職(総合職)は、営業だけでなく企画立案やマネジメント業務など、幅広い業務に従事し将来的には会社の中核をになう人物としての成長を目指します。

営業職は、生命保険会社で不可欠な「営業」のプロフェッショナルとして、個人や法人顧客の新規獲得やアフターフォローなどを行います。

生命保険会社社員になるまでのルート

生命保険会社の求人の状況

新卒採用市場は活発

生命保険会社のなかでも、業界トップクラスの大手企業では毎年新卒採用を実施しており、一回の募集で数百名規模の人数を採用する企業も珍しくありません。

中堅クラスの企業でも新卒採用は積極的に行われており、生命保険業界の就職市場は活発だといえるでしょう。

なお、生命保険会社は「金融業」という安定したイメージのある業種に属することから、学生の就職先としての人気は抜群です。

実際に給与面・待遇面の充実している企業が多くみられます。

その分、大手生命保険会社には全国から優秀な学生がこぞって集まるため就職試験の倍率は非常に厳しいものとなり、募集人数が多いからといって簡単に就職できるわけではありません。

営業の求人が非常に多い

生命保険会社の募集で最も数が多いのが「営業」の求人です。

生命保険の営業は高い報酬が望める反面、ノルマなどは厳しい部分もたくさんあり、仕事が合う・合わないがハッキリ出やすい仕事だといわれています。

そのため、成果が出せる人は長く働き続けている一方、短期間で職場を離れてしまう人も少なくありません。

このように人の出入りは激しい職種ですが、営業は生命保険会社にとって不可欠な存在であるため、年間を通じて募集を出している企業が多くみられます。

生命保険会社で働くための学部・学歴

大手生命保険会社では基本的に「大卒以上」の学歴が求められます。

募集する学部・学科については、とくに指定されていないことがほとんどです。

実際には、基幹職や営業職は経済学部などを中心とする文系の人が多いとされていますが、文系・理系のさまざまな学部の出身者が活躍しています。

生命保険会社の業務に必要な保険や金融の知識は、入社後に社内の研修などを通じて学んでいけるため、金融にまったく関係ない学部の出身者であってもとくに問題はありません。

ただし、一部の生命保険会社では「アクチュアリーコース」などの数理部門の募集を行っています。

その場合は理数系の専攻者であることを応募資格とする企業もあるため注意が必要です。

生命保険会社社員になるのに有利な資格はある?

生命保険の販売を行うには「生命保険募集人」の資格が必要ですが、この資格はそもそも生命保険会社に所属している状態でなければ受験ができません。

そのため、基本的に「入社時点で必須の資格はない」と考えて問題ありません。

ただし、たとえば「FP(ファイナンシャルプランナー)」などの金融に関する資格を取得しておくことで、「入社後を見すえて金融の勉強を進めている」といった仕事への熱意を伝えられます。

参考:日本FP協会

とくに金融や経済とまったく関係ない学部の出身者は、FPなどの金融系の資格を取って知識面をカバーしておくのもひとつの方法です。

生命保険会社社員に必要な資格やスキルはある?

生命保険会社社員に向いている人

まずは「誰かの人生に関わりたい気持ちがある人」が生命保険会社社員に向いています。

生命保険会社の仕事はお客さまが何を求めているのか、将来にどんな不安を抱えているのかなどを理解する必要があり、コンサルティング要素がとても強い仕事だからです。

専門的なコンサルティングを行うためには金融に関する知識が必須であり、金融・保険の分野について勉強し続けられる「向上心の高い人」も向いているでしょう。

また営業として働く際には「ストレス耐性」も求められます。

給料に一部成果主義を取り入れている企業も多いため、新規のお客さまから提案を断られることがあっても、粘り強く営業し続けられる強い精神力が必要な仕事です。

生命保険会社社員に向いている人・適性

生命保険会社社員のキャリアプラン・キャリアパス

基幹職や営業職として一定期間の実務経験を経たあとは、部門を率いる管理職へのキャリアアップを目指すのが一般的です。

基本的にはその会社内でのキャリアアップを目指す場合が多く、実績・経験を積んでマネージャー、課長、部長と昇進を狙っていきます。

会社によっては、さまざまな業務を経験しゼネラリストとして会社の中枢を担うキャリアと、営業のプロフェッショナルとして生命保険商品を売り続けるキャリアを分けて用意している場合もあります。

企業によって叶えられるキャリアには違いがありますので、自分が理想とするキャリアパスに近い企業を選ぶとよいでしょう。

それ以外には、生保社員としてスキルアップ後に今よりも好条件の企業へ転職したり、生命保険の契約手続きを仲介する「生命保険代理店」として独立したりするケースもあります。

生命保険会社社員は高卒から目指せる?

大手生命保険会社では基本的に大卒以上の学歴が必要です。

ただし、中小規模の生命保険会社であれば高卒採用を行っているケースがあります。

「生保レディ」の名称で知られる保険外交員についても、高卒以上であれば問題なく受験可能な求人が多くみられます。

とくに保険外交員については、学歴よりも「即仕事に活かせるスキル・経験を持っているかどうか」が重要視されるでしょう。

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