建設会社社員のつらいこと・大変なこと・苦労

建設会社社員のつらいこと・大変なこと

納期に追われる

建設会社がクライアントから請け負う工事には、必ず「この日までに完工させなければならない」という「納期」が設定されています。

建設会社社員の仕事で大変なのは、安全管理や品質管理を徹底したうえで、納期を厳守しなければならないことです。

工事スケジュールは、さまざまな不測の事態を見越して、ある程度はゆとりを持って組まれています。

しかし、実際の工事では、たとえば注文していた資材が届かない、設計が合わない、職人が足りない、天候不順で作業ができないなど、予想を超えた出来事が連続することもしばしばあります。

それでも、最初に約束した納期を遅らせることはできず、もしも万が一間に合わなければ、自分だけでなく、会社全体の信用問題、責任問題となります。

この精神的プレッシャーに耐え続けなければならないのが、建設会社社員のつらいところです。

労働時間が長い

建設会社の仕事は、時期にもよりますが、総じて労働時間が長くなりやすい傾向にあります。

たとえば施工管理の場合、日中は工事現場での指揮や業者との打ち合わせなどに追われたうえで、現場が終わった後には、事務所でのデスクワークもこなさなければなりません。

設計や企画開発、営業といったほかの職種についても、クライアントや他部署の担当者、外部の専門家などとの会議や調整が多くなります。

案件の規模が大きく、大勢の人が関わる建設会社の仕事は、自分でコントロールできる領域が限られるという性質上、どうしても残業量を削減しにくいのが難点です。

とくに納期が厳しくなってくると、深夜までの長時間残業が続いたり、休日返上で出勤したりといったハードワークになります。

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建設会社社員の悩み

建設会社社員が抱えやすいのは、人間関係についての悩みです。

建設会社社員は、プロジェクトリーダーや施工管理の責任者として、現場で働くさまざまな人を取りまとめる役割をにないます。

業者間のスケジュールや仕事の段取りを調整したり、トラブルが発生した際には仲介役として立ち回ることもあります。

しかし、工事関係者の職業や年齢、能力、性格などはばらばらで、チームとして機能するように統率するのは大変です。

融通のきかないタイプの人や他人に厳しい人、言動が荒い人もいますし、ときには自分よりはるか年上の人に注意しなければなりません。

スムーズに工事を進めさせるためとはいえ、人間関係の気苦労が耐えないという声もよく聞かれます。

建設会社を辞める理由で多いものは?

建設会社を辞めるきっかけになりやすいのは、「理不尽(りふじん)」を感じた瞬間です。

建設会社社員は、クライアントと自社、現場作業員という3者の間で板挟みになりやすいといえます。

たとえばクライアントの要望に応えてスケジュールを巻こう(工期を短縮しよう)とすれば、現場の職人から「無理をいうな」と不満が出ます。

職人の数を増やすことで工期を早めようとすると、「人件費を増やして会社の利益を減らすな」と上司から注意されます。

結局のところスケジュールを巻くのが難しいと返答すると、クライアントから「それでは困る」と叱責され、上司に報告すると「なんとかしろ」と詰められます。

スケジュールだけでなく、さまざまなところで理不尽ともいえる状況に追い込まれたとき、仕事を続けるだけのモチベーションがなくなり、辞めてしまう人もいるようです。

ある程度のキャリアを重ねて、仕事全体を調整できるようになれば、こうした事態を避けることも可能です。

ただ、少なくとも若いうちは、一見理不尽とも思える状況に出くわしても、「これも経験」と思って耐え忍ぶ覚悟が必要になるでしょう。