日本の有名な科学者

日本にも、世界的に名の知られた科学者はたくさんいます。

どのような科学者が有名かを考えるときに、真っ先に思いつくのが「ノーベル賞」の授賞者であるということでしょう。

ノーベル賞は物理学、化学、生理学・医学、文学、平和および経済学の6部門で構成されていますが(経済学は含めないこともあります)、日本人ノーベル賞の授賞者は2016年末までに25人おり、そのほとんどが科学者となっています。

ここからは、ノーベル賞を受賞した現代の日本人科学者たちを挙げていきます。

現代の有名な日本人科学者たち

大隅良典(おおすみよしのり)

2016年「ノーベル医学生理学賞」受賞。
細胞が不要なたんぱく質などを分解するしくみ「オートファジー」の解明しました。

大村智(おおむらさとし)

2015年「ノーベル医学生理学賞」受賞。
寄生虫によっておこる感染症の治療法を発見しました。

梶田隆章(かじたたかあき)

2015年「ノーベル物理学賞」受賞。
素粒子「ニュートリノ」が質量を持つことを発見しました。

赤崎勇(あかさきいさむ)、天野浩(あまのひろし)、中村修二

2014年「ノーベル物理学賞」受賞。
明るく省エネな白色光源を実現した、効率のよい「青色発光ダイオード」を発明しました。

山中伸弥(やまなかしんや)

2012年「ノーベル医学生理学賞」受賞。
皮膚などの体細胞から人体のあらゆる細胞に分化させることができる「iPS細胞」の作製に成功しました。

企業に所属する科学者も

ノーベル賞を受賞するような有名な科学者の大半は、大学に所属して教授などのポジションに就きながら研究を進めています。

しかし、なかには会社勤めでありながらノーベル賞を受賞した科学者もいます。

たとえば2002年にノーベル化学賞を受賞、株式会社島津製作所に在籍していた田中耕一さんは、研究職に就くいち社員でした。

2002年のノーベル賞化学賞でタンパク質などの生体高分子を調べる技術に焦点が当てられましたが、田中さんは1985年2月の時点で、それまで不可能とされていた「タンパク質を壊さないでイオン化すること」に成功しており、ノーベル化学賞の受賞となりました。

その後、出身大学である東北大学の名誉博士の称号を手にしています。