科学者になるための大学、学部

理系学部が中心

科学者は、基本的には「自然科学」分野の研究をしている学者のことを指します。

そのため、理系に進み、大学では「物理学」「化学」「生物学」「地学」「天文学」などについて学ぶことが、科学者になるための第一歩といえるでしょう。

これらは、「理学部」内に学科やコース、専攻として置かれていることが多くなっています。

このほか、「医学」「農学」「薬学」について学べる学部から、科学者になる人もいます。

まずは自分が関心のある分野を考え、それについて専門的に学べる学部はどこにあるのかを見つけていくことが大切です。

科学者を目指す場合、大学での学びがその後の基礎となっていくため、学部選びは慎重にすることをおすすめします。

大学から大学院へ進む

大学卒業後は、そのまま大学院の研究室へと進むことが科学者になるための一般的なルートです。

修士課程を修了し、さらに「博士号」の取得を目指す必要があります。

大学院での生活はとても忙しくなり、休みも削って研究に没頭する日々になるかもしれません。

5年間の大学院生活のなかで研究テーマに前向きに取り組み、学会発表で評価されることによって、その後の進路の選択肢は広がっていきます。

難しい大学のほうが有利?

科学者として認められるためには、超難関大学・大学院に進んだほうが有利なのかという疑問を抱く人もいるようですが、実際には学校の難易度よりも、「どのような論文を書いたか」と、「論文がどのような学術誌に掲載されたか」のほうがずっと重要視されます。

学術誌にもランク付けのようなものがあり、著名なものに掲載されると、それだけ注目を集めることになります。

たしかに、民間企業に就職する場合は、難関の大学院を出ていると多少有利になることもあるようです。

しかし、科学者として評価されたいのであれば何よりも、どれくらいの実績を残せるかがポイントになります。