不動産営業の1日のスケジュール・生活スタイル
不動産営業の業務スケジュール
不動産営業の業務スケジュールは、「内勤」と「外勤」のどちらを中心とするかによって、おおまかに2パターンに分けることができます。
内勤は「カウンターセールス」とも呼ばれ、来店したお客さまを相手に営業を行う反響型の営業スタイルであり、賃貸仲介の不動産会社でよく見られます。
外勤はいわゆる「外回り」であり、店舗でお客さまを待ち構えるのではなく、お客さまの元を訪問して営業をかけるスタイルであり、売買仲介をメインとする不動産会社でよく見られます。
両者を比較すると、内勤はいつ来るかわからない来客に対応するため、スケジュールはコントロールしにくいものの、体力的な負担は軽めです。
これに対し外勤は、体力的な消耗は大きい反面、こちらからアポイントを取って主体的に動きますので、1日の予定はコントロールしやすくなります。
どちらの営業スタイルも一長一短あり、人によって合う・合わないが異なります。
内勤で働く不動産営業の1日
内勤で働く不動産営業は、店の開店時間と閉店時間に合わせて働きます。
あらかじめアポイントが取れているケースもありますが、新規のお客さまがいつ来店するか予測することは不可能ですので、スケジュールもかなり流動的になります。
いつでも接客できるよう、空き時間を有効活用して必要な事務処理をすませておくことが、スムーズに働くポイントです。
外勤で働く不動産営業の1日
外勤で働く不動産営業は、外訪による営業活動と、事務所内における営業のための準備作業を、交互にこなしながら働きます。
手際よくアポイント取得やデスクワーク処理を済ませて、外に出てお客さまに営業をかける時間を少しでも増やすことが、外回り営業として活躍するためのポイントです。
1日の中で、何度も事務所の出入りを繰り返すことも珍しくありません。