CADオペレーターはやりがいがありますが、会社によっては残業が多くて大変

CADオペレーターの仕事は、パソコン中心の作業なため、マイペースに一人でお仕事をしたい人におすすめです。

仕事の割合は8割はパソコン作業、2割は設計者との打ち合わせです。

設計者とのやり取りがスムーズだとお仕事がしやすくなるため、設計用語の知識やコミュニケーション能力も必要です。

採用されているCADソフトは会社により種類が異なりますが、同業界でしたら同じソフトを使用していることが多いため、転職も比較的容易です。

自動車メーカーの、機械部品を設計する部門で、CADオペレーターとしてお仕事していました。

CADオペレーターのチームに所属していましたが、実際のお仕事は、それぞれ設計チームに入り、設計者と一緒に行います。

仕事内容は、設計者の指示により、機械部品をCADで図面作成、3Dモデリングすることです。

また、CADオペレーターとして何年か経験を積んだ後は、設計者から一括で指示をもらい、他のCADオペレーターに振り分ける仕事もしていました。

出来上がった製品を実際に見る機会がある環境でしたので、やりがいを感じました。

自分がパソコンの中で作った形状が、実物になるので嬉しいです。

また、基本的には設計者の指示で形状を作ることがCADオペレーターの仕事ですが、設計アシスタントの仕事も覚え、設計者に形状のアドバイスができるようになると、設計者の負担も減りますし、会社から評価されます。

指示待ちの姿勢でなく積極的にスキルアップしていく意識は大事だと感じました。

製品を作る職場に共通することだと思いますが、納期が厳しいことが多いです。

常に納期に追われ、残業の毎日ですので、会社によっては体力があり若くないと厳しいかもしれません。

また、使うCADソフトは定期的にバージョンアップしていきますので、勤務時間外で勉強する時間も必要です。

CADオペレーターは設計者の補助的なお仕事ですので、私の職場では女性が多かったです。

細やかなコミュニケーションが取れる女性の良さが生かせる職業だと思います。

まれに男性もいましたが、CADオペレーターからスキルアップして、設計者になる人が多かったです。