バレーボール選手になるには

高校、大学の大きな大会で活躍すること

Vリーグのバレーボール選手になるには、まず、高校や大学の大きな大会で活躍することです。プレーぶりが、Vリーグのチーム関係者の目に止まれば勧誘され、卒業後、チームに入れる可能性が高くなります。

高校では「全日本バレーボール高等学校選手権(春の高校バレー)」や夏のインターハイ、国体など、大学ではインカレや「黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会」、「天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会」などで活躍すると、Vリーグのチームの目に止まりやすくなります。

ただし、バレーボールの場合、高校や大学で全国大会に出場する学校はほぼ固定されています。また、Vリーグに参戦する企業チームは、新人勧誘のためのトライアウトを行っていません。

そうした現状を考えれば、全国大会の常連校である高校や大学へ進学する方が有利になります。

高校の全国大会常連校へ進学しようと思えば、小学、中学時代に「全日本バレーボール小学生大会」や「全日本中学校バレーボール大会」、「全国都道府県対抗中学バレーボール大会」などで目立ち、強豪高校から勧誘されることです。

また、強豪高校で活躍すれば、強豪大学へも進みやすくなります。

一般に、強豪高校や大学の指導者はバレーボールの指導力に優れ、育成法が確立されているものです。高校や大学で心技体、そして戦術面の基礎をしっかり指導されて成長することが、将来的にVリーグでプレーするには近道といえます。

Vリーグには「内定選手制度」があり、中学〜大学の卒業予定選手で、すでにチームへの加入が内定している場合、シーズン中の1月からメンバーとして公式戦に出場できます。

新人トライアウトに参加する

大阪市堺市をホームタウンに男子プレミアリーグへ参戦するクラブチーム・堺ブレイザーズは、毎年、新入団選手のためのトライアウトを実施しています。

2012年のトライアウトでは6名が応募し、第1次選考(書類審査)を2名が通過。7月7日に第2次選考が行われました。第2次選考の内容はダッシュ、ジャンプなど瞬発力を中心とした体力測定、現役選手の中に入った実践練習でした。

法政大学の選手と、大阪のクラブチームでプレーする社会人選手が挑戦しましたが、最終合格者はいませんでした。

堺ブレイザーズのセッター今村駿選手は、順天堂大学からトライアウトを受けて入団しました。大学ではキャプテンを務める中心選手でしたが、Vリーグのどのチームからも勧誘されず、トライアウトを受けたそうです。

しかし、「内定選手」として大学4年在学中の2010年1月から出場すると大活躍。正式入団後すぐに全日本代表にも選出され、2012-2013プレミアリーグでも優勝に大きく貢献しました。

岡山シーガルズの場合

岡山市をホームタウンに女子プレミアリーグに参戦するクラブチーム岡山シーガルズは、2013年の登録メンバー23人のうち12人を大阪国際滝井高校の出身者が占めています。

同高は「シーガルズジュニア」のような存在で、高校の選手たちもプレミアリーグの試合では岡山シーガルズの応援に駆けつけています。大阪国際滝井高校でプレーが認められ、岡山シーガルズに進むというのが一つのルートとなっています。