寿司職人の養成学校・アカデミー・講座

一人前の寿司職人を目指して

最近では寿司職人になるための学校や講座も増えてきていますが、一般の調理師を養成する学校とは基本的に大きな違いがあります。

それは、「調理師」というのは免許の1つであって、調理師の養成学校を修了すれば調理師免許を取得できるようにプログラムが組まれているわけですが、「寿司職人」と名乗るために免許や資格は必要ありません。

逆に言えば実力がすべてということです。

したがって、寿司職人を養成する学校やアカデミーを修了しても、それだけでは寿司職人として活躍できません。

実際に寿司を握れる本当の職人になるのは容易なことではないといえます。

学校やアカデミーを利用する

とはいっても、昔のように親方のところに弟子入りして「飯炊き3年、握り8年」とやっていたのでは、一人前になるまでに時間がかかってしまいます。

それも1つの方法ではありますが、その時間を短縮したい人にとっては、短期間で技術を学べる学校や講座に通うことも有効です。

ただし、いずれの場合にしても、本人の適性や努力の度合いによって一人前になるまでの期間には大きな差がありますし、途中で挫折する場合もないとはいえないでしょう。

自分に合った学校を選ぶ

寿司職人を養成する学校やコースには比較的新しいものが多く、免許や資格を取得するためのものではないこともあり、調理師学校などとくらべるとあまり体系化されていません。

よくいえば、学校によっての多様性があります。ですから入学前によく調べて、自分に合った学校を選ぶということがとりわけ大切になってきます。

養成期間が短過ぎるものは、本当にその期間で自分が一人前になれるのかについてよく考えてみる必要があります。

また、転職を考える人にとっては今の仕事を続けながら空き時間に通えるようなコースもありますから、費用、期間、通学距離などを総合的に勘案して決めるとよいでしょう。

そして一度決めたら目移りせず、集中して取り組む姿勢も大切なことです。

学校やコースの種類

寿司職人を専門に養成する学校の中には、海外でも開校をしているところがあるようです。また、従来の調理師学校の中にも寿司コースを設けているところも増えてきました。

この場合は、調理師資格取得を目的とした全体のカリキュラムの中で寿司の基礎知識も学ばせようとするものから、素人向けの速習コースまでさまざまです。

まず、自分が寿司に絞って一人前になりたいのか、つぶしのきくように調理師資格を取っておきたいのかを考えておきましょう。

学校数は少なく、東京近郊以外の人には通学のための住まいの問題もありますので、コースの特徴や費用等を総合的によく考えて選ぶことが大切です。