結婚、子育てしながらスタイリストとして働ける?

仕事と結婚、育児の両立は楽ではない

何年もアシスタント経験を積んで、ようやく一人前になれるスタイリスト。周囲に認められるようになり「これからバリバリ働くぞ!」というタイミングと、結婚や出産が重なってしまう人は少なくないようです。

とくに女性の場合、子どもが生まれると仕事をとるか、それとも育児に専念するか…といった風に悩みがちです。

スタイリストの仕事と家事や育児の両立は、そう甘いものではありません。テレビや雑誌などの撮影の仕事では勤務時間が不規則になりがちですし、映画の撮影では何日も現場に付きっ切りとなることもあります。

体力を要するため、仕事だけでもクタクタになりがちです。休日も不規則になりやすく、ベビーシッターを頼んだり周囲に協力してくれる人がいなければ、非常に大変な思いをするはずです。

スタイリストの大半は企業などに所属せずフリーで働くため、産前産後休暇や育児休暇などの制度もなく、自分で自分の人生を考え、行動していかなければなりません。

結婚、出産が仕事にプラスの影響を与えることも

ただし、家庭と仕事を上手に両立させているスタイリストもいます。とくにフリーで働く場合は仕事量が調整しやすいため、子どもに手がかかるうちは仕事をセーブするといったことも可能です。

とはいえ、まだ実績や人脈がないうちは、ガムシャラに仕事をして顔を売っていくことも成功のために必要な要素です。その辺りのバランスは、自分の感覚で上手にとっていくほかありません。

これは考え方次第ですが、結婚や出産が仕事に良い影響を与えることもあります。

たとえばアシスタント時代。そろそろ独立したいけれど、成功するか不安で一歩踏み出せないまま日々が過ぎてしまうことがあります。

そういった時、自分一人だったら「アシスタントの安い給料でもなんとか食べていける」と考えてしまいがちでうが、家族や子どもができることで「何としても成功しよう!」と、プラスの力に転換することができます。

家事や育児をしながら仕事も…というのは大変ですが「あれもこれもやらなくてはいけない」という義務感にさいなまれるのではなく、生活にメリハリをつけ、前向きな気持ちで過ごすことが大切といえるでしょう。

なお、スタイリストの活躍する地域は、テレビ局や出版社、制作会社等が集中する東京が中心となります。

大阪や名古屋などにも仕事はありますが、どうしても大都市圏に仕事は偏ってしまうため、パートナーや子どもとの生活を送る場合には、そういったところも踏まえておく必要があるでしょう。

仕事体験談