農家の仕事内容

土づくりから収穫・出荷まで

農家の主な仕事は、米や野菜や果物などを育てて出荷することです。

育てる農作物の種類によって収穫の時期や栽培の方法は異なりますが、大きく分けると以下のような作業があります。

私たち日本人にとって身近な農作物である「米」を例に、作業内容を見てみましょう。

土づくり

まず行うのは、土づくり。田んぼに肥料をたっぷり入れて、トラクターで耕します。

栄養たっぷりの土からは丈夫な良い稲が育つので、この作業はとても重要です。

田植え

次に行うのが、田植え。ビニールハウス等で育てておいた苗を、田んぼに植え替える作業です。

昔は一株一株を手で植え替えていましたが、最近では機械の発達により、田植え機を使って一気に植えつけられるようになりました。

日々の手入れ

苗を植えたら、肥料を追加したり、雑草を取り除いたり、田んぼの水を入れ替えたりして大切に育てます。

収穫

そしていよいよ稲穂がたっぷりと実ったら、収穫です。

刈り取った稲は天日に干して乾燥させ、脱穀します。最終的に出荷させるところまできたら、ようやく一連の作業が終わります。

勉強や情報交換も大切な仕事

この間に、土づくりや肥料についての勉強や農家どうしの情報交換は欠かせませんし、自然災害への対策も必要になります。

また、人によっては「減農薬栽培」「無農薬栽培」「有機栽培」など、さまざまなこだわりを持って栽培しており、そのための作業も必要です。

いずれの場合にしても農家にとって大切なのは、判断力です。栽培の方法はある程度決まってるとしても、その年の天候や社会情勢によって農作物の出来や評価は大きく変化します。

「今年はもっと肥料を増やそう」「今年は違う品種も育ててみよう」「今年は価格が高いうちに早めに出荷しよう」など、どうすれば良い農作物が育つのか、どうすれば消費者に高値で買い取ってもらえるかを常に考えなければいけません。

農家はまさに栽培から販売戦略まで、一連の作業をビジネスとして行う職業であり、それこそが農業の面白味にもつながっていると言えます。

仕事体験談