女性の農家

女性農家の動向

内閣府の広報誌『共同参画』(2014年3・4月号)によりますと、平成22年度の農業就業人口は260万人で、そのうち5割が女性だそうです。

また農林水産省の「食料・農業・農村白書」(平成25年度)によりますと、平成25年の基幹農業従事者数(農業就業人口のうちふだんの状態が農業である人口)は約175万人で、そのうちほぼ4割の約70万人が女性とのことです。

全体的には農家の人口は減少しており高齢化が進んでいますが、新規参入者と30代までの自営就農者は増加傾向にあります。

20代女性にかぎっては雇用就農の割合が高いとはいえ、女性全体としては配偶者や実家が農家だからという家庭環境が原因でやむを得ず家族経営の農家世帯に入ることが多いのが現状です。

その反面、食べ物を生産する農業に意義があると感じて、やり方しだいで向上できると確信する女性農家の方もたくさんいらっしゃいます。

家事や育児など日々の生活において女性ならではの知恵というものが育まれますので、女性農家はとくに加工や販売、流通を含めた農業の経営において、消費者の目線にたちながらなおかつ有効な企画を発案できる可能性が高いのです。

食べることは生きることそのものであるともいえますから、その重要性を生活のなかで実感する女性こそ農業にたずさわり、これからの農業を担っていく必要があるといえるでしょう。

子どもたちの将来まで見すえるような高い志をもって農業を楽しむ女性が増えたことよって「農業女子」という新たなムーヴメントが生まれたのかもしれません。

農業女子の活躍

平成25年11月、農林水産省による「農業女子プロジェクト」という、女性農家と民間企業をむすび新たな商品やサービス、情報を発信するための取り組みが開始されました。

具体的な取り組みなどは「農業女子プロジェクト」の公式サイトをご確認ください。

農業女子プロジェクト 公式サイト

また平成26(2014)年度から農林水産省による「輝く女性農業経営者育成事業」もはじまり、「次世代活躍推進プロジェクト」として「女性農業次世代リーダー養成塾」が開催されています。

その塾の受講生による「輝く農女新聞」というWebマガジンもあります。

さらに社団法人「農山漁村女性・生活活動支援協会」による「女性農林漁業者とつながる全国ネット」(愛称:ひめこらぼ)というサイトもあります。

ひめこらぼ 公式サイト

こちらを利用すれば、全国ネットワークで女性農林漁業者と消費者や異業種分野、民間企業の情報収集あるいは情報発信、人脈づくりをすることもできます。

仕事体験談