国会議員の仕事内容

もっとも重要な仕事は、法律をつくること

国会は立法府です。したがって、国会議員のもっとも重要な仕事は、法律をつくること、すなわち「法律案の提出・審議・法律の制定」となります。

国会議員は、議員や内閣から提出された「法案(法律案)」を、まず、自らが所属する委員会で審議します。

委員会は「常任委員会」と「特別委員会」に分かれます。

常任委員会には、「財務金融委員会」「農林水産委員会」など17の委員会があり、衆参両院それぞれに置かれています。

議員は1つ以上の常任委員会への所属が義務付けられているため、多くの場合、金融や農政など自分の専門分野に合った委員会の委員になっています。

委員会での審議を経て、議員全員が出席する本会議でさらに法案を審議、採決します。

衆参両院で可決されれば、法案は晴れて成立します。

法律をつくること以外に、国会議員には、国が使う予算を決めたり、外国との条約を審議して認めたり、内閣総理大臣を指名したり、政策を立案したりする仕事などがあります。

また、地元選挙区の要望を聞き、政府に橋渡しするのも議員の務めになっています。

「できる議員」がやっていること

議員は、これらの仕事を適切に行えるよう、日頃から、自らの専門分野を中心とする調査・研究、情報収集に余念がありません。

必要な資料を集めて読み込むのはもちろん、各地に視察に出向き、リアルな状況を肌身で感じ取ります。

政党所属議員なら党主催の勉強会、専門家によるレクチャーなどを活用して、知識を深めます。

知識だけでなく、業界団体や省庁の関係者などと交流し、人脈を築くことにも力を入れます。

量、質ともに充実したデータベースとネットワークを持つ議員ほど、活躍しているようです。

なお、議員は地元のイベントや企業の会合などに顔を出し、地元の声を集めながら、自らを地域の代表としてアピールすることも行います。

選挙対策として顔と名前を覚えてもらう努力は必要だからです。

ただし議員としての本分は別ですから、「できる議員」であるほど、選挙対策に力を入れすぎないようにしています。