国会で働く仕事の種類(7選)

日本の唯一の立法府であり、国権の最高機関でもある「国会」。

選ばれた特別な人だけが働ける場所、というイメージを抱く人もいるかもしれません。

このページでは、そんな国会で働く仕事の種類について紹介しています。

テレビなどでよく見かける議員以外にも、国会ではさまざまな役割を担う人が活躍しています。

ぜひ注目してみてください。

国民を代表して政治に携わる仕事

国会の中心人物となるのが、国民を代表して、よりよい国づくりのために働く人たちです。

政治家」は、衆・参両議院の国会議員をはじめ、政治活動に携わる幅広い人を指す言葉です。

選挙に立候補し、当選することが、政治家になる第一歩です。

政治家のなかでも、日本国民を代表し、国会にて法案の提出や審議、法律の制定などに携わるのが「国会議員」です。

選挙で支持されるように、まずは自分の政策や考えをしっかりともち、人々にそれをアピールして信頼を集めることが重要です。

政治家

政治家

政治家とは、国民を代表して政治に携わっている人を広く指す言葉です。

衆・参両議院の国会議員のほか、知事や市長といった地方公共団体の議員と、議長など公職に就く人たちも政治家に含まれます。

国会で働く政治家は、おもに「法律の制定」「予算の決定」「内閣総理大臣の選出」の仕事に携わります。

選挙に立候補し、当選することが、政治家になる第一歩です。

地方議員から国会議員へステップアップする人が多くなっています。

国会議員

国会議員

国会議員は、政治家の一種で、日本国民を代表して法案の提出や審議、法律の制定などを行い、よりよい国づくりのために活躍する人のことです。

また、国会議員の重要な仕事のひとつが、内閣総理大臣の選出です。

国会議員になるためには、まず選挙に立候補する必要があります。

日本国民であること、そして衆議院議員の場合は25歳以上、参議院議員の場合は30歳以上であるという条件を満たせば、基本的には誰でも立候補することが可能です。

市議会議員などの地方議員や官僚を経て国会議員になる人や、議員秘書として政界での経験を積んだ後に立候補して国会議員になる人など、さまざまなルートで国会議員になる人がいます。

国会議員に選ばれた人は、各選挙区の代表として地元企業や住民の声を聞き、政府に届ける役割も担います。

国会議員を秘書として支える仕事

国会議員は非常に忙しい日々を送り、また責任ある仕事を山ほど抱えている人が多いです。

ここでは、そうした議員たちを秘書として支える仕事を紹介します。

議員秘書」は、国会議員の右腕となり、スケジュール管理や広報活動など、あらゆるサポートを担当する職業です。

「政策担当秘書」は、議員秘書のなかでも、公設秘書に分類される人を指しています。

議員が国会に提出する政策・法案の立案をサポートしたり、法案に対する委員会質疑に向けて、議員や党の意向を踏まえた質問案を作成したりと、より重要な秘書業務に携わります。

このような秘書たちの活躍があってこそ、国会議員は自分の仕事に集中することができます。

議員秘書

議員秘書

議員秘書とは、国会議員の右腕となり、さまざまなサポート業務を担当する人のことです。

スケジュール管理や資料の調達から、後援会イベントの企画、選挙のサポートや広報活動など、議員秘書が手掛ける仕事内容はさまざまです。

議員秘書には「公設秘書」と「私設秘書」がおり、前者は国費でまかなわれる公務員の立場、後者は議員によって私的に雇われる立場です。

多忙な日々を過ごす国会議員にとって、あらゆる事務的な業務やスケジュール管理などを行ってくれる議員秘書の活躍は欠かせないものです。

政策担当秘書

政策担当秘書

政策秘書とは、国会議員をサポートする議員秘書のなかでも、「公設秘書」に分類される職種です。

正式には「国会議員政策担当秘書」といいます。

議員が国会に提出する政策・法案の立案をサポートしたり、法案に対する委員会質疑に向けて、議員や党の意向を踏まえた質問案を作成したりします。

また、来客対応や議員のスケジュール調整、選挙応援活動の取り仕切りなど、秘書としてとくに重要な役割を担います。

一般の議員秘書は無資格でなれますが、政策秘書に限っては、国家試験の「政策担当秘書試験」に合格するか、いくつかの要件を満たして「選考採用審査認定」を受ける必要があります。

国会の運営や事務に携わる仕事

国会では、国家議員や議員を支える秘書以外にも、さまざまな専門職員が活躍しています。

その代表的な職業について紹介します。

参議院・衆議院事務局職員」は、「国会職員」と呼ばれる特別職の国家公務員です。

事務職として採用された人は会議運営事務や調査、一般事務を、警備職として採用された人は院内の警備や要人の身辺警護、来訪者対応などを担当します。

国会図書館職員」は、立法府に所属する「国会図書館」の職員として働く人です。

資料検索など一般的な司書業務以外に、国会議員からの依頼を受けて、国政審議に関連した依頼調査や、国会での議題を予測して調べるなどの業務も担当します。

そして、本ページで紹介した国会議員や議員秘書の一部などは「国家公務員」にあたります。

国家公務員は国民の代表として、国全体に関わる仕事を担当します。

参議院・衆議院事務局職員

参議院・衆議院事務局職員

参議院・衆議院事務局職員は、「国会職員」と呼ばれる特別職の国家公務員です。

両院の事務局職員とも、仕事内容は大きく「事務職」と「警備職」の2種類に分類できます。

前者は会議運営事務や調査、一般事務を、後者は院内の警備や要人の身辺警護、来訪者対応などを担当します。

事務職とはいえど、各会派や各省庁などとの連絡調整、法案の参考資料作成など、専門的な知識が求められる業務にも従事するため、決して簡単な仕事とはいえません。

参議院・衆議院事務局職員になるには、各院が独自に行う採用試験に合格し、採用される必要があります。

国会図書館職員

国会図書館職員

国会図書館職員は、立法府に所属する「国会図書館」の職員として働く人のことです。

身分は特別職の国家公務員です。

国会図書館は、日本の国会議員の調査研究や行政、また日本国民のために奉仕する図書館と位置づけられています。

国会図書館職員は、国会議員からの依頼を受けて、国政審議に関連した依頼調査や、国会での議題を予測して調べるなどの業務を担当します。

また、一般的な図書館と同様に資料検索をお手伝いする司書業務や、図書館そのものの運営業務にも携わります。

国会図書館職員になるには、国会図書館職員採用試験に合格し、採用される必要があります。

国家公務員

国家公務員

国家公務員は、国家機関に勤務し、国全体に関わる業務に携わる人のことをいいます。

国家公務員には多種多様な職種・仕事が存在しますが、日本国憲法によって「全体の奉仕者」と規定されており、すべての人が公のための仕事に携わります。

国会議員、一部の議員秘書、参議院・衆議院事務局職員などは、いずれも国家公務員です。

なお、国家公務員といってもさまざまな仕事があり、それらは「一般職」と「特別職」に分けられます。

本ページで紹介してきた政治に関わる仕事の多くは「特別職」に分類されます。

国会で働く人たちは、いずれも国をよりよくするために、そして国民の生活を豊かにするために力を尽くします。

その多くが国家公務員の立場で、利益を追い求めずに働くことも、国会で働く仕事の特徴といえるでしょう。

一般企業に就職して働く仕事とは異なり、なるためには選挙への立候補や、専門的な試験の受験が必要な仕事が多いです。

興味のある人は、より詳細な仕事内容やなり方について調べてみてください。

目的別サービス紹介

すべて完全無料ですので、ぜひ会員登録してみてください。

・大学・専門学校の資料請求なら:スタディサプリ進路

・転職エージェントなら:リクルートエージェント

・20代の転職なら:マイナビジョブ20s

・IT業界の転職(未経験からでもOK):マイナビITエージェント