芸術家の種類

画家

紙や布などの上に絵の具などを使って絵画を描く人の総称が画家であり、日本画家や洋画家など、画風や用いる画材などによってさまざまなタイプに分類されます。

近年ではパソコンを使い、グラフィックソフトでデジタル作品を描く画家も増えてきています。

画家の仕事

版画家

版画家とは、木材をはじめとするさまざまな版材に彫刻などで版をつくり、インクや絵の具を用いて紙や布に印刷した版画をつくる人のことです。

版材の違いにより、木を使う木版画、石を使うリトグラフ、銅を使うエッチング、シルクをはじめとするメッシュを使うシルクスクリーンなどの技法があります。

彫刻家

木や石、金属などの硬い素材を削り出して彫刻(カーヴィング)作品を制作する人を彫刻家と呼びます。

また、粘土などの柔らかい素材を盛りつけて形をつくる彫塑(モデリング)の技法もあり、彫塑を行う人も彫刻家に含む場合もあります。

陶芸家

陶磁器をつくる専門職を陶芸家といいます。現代では工場で機械によってつくられることも多い陶磁器ですが、芸術家に分類される陶芸家は伝統技法を用い、手作業で作品をつくり上げます。

益子焼、瀬戸焼などの多彩な伝統的手法に自分のオリジナルの技術とデザインを加え、作品としての質を高めていくのが陶芸家の仕事です。

陶芸家の仕事

工芸家

工芸とは実用品に芸術的な要素を加え、機能性と美しさを融合させた工作物を指し、その制作者を工芸家と称します。

作品はガラスを用いた花器や皿、木を用いた漆塗などの器や入れ物、金属を用いた食器やアクセサリーに代表され、伝統工芸の手法をもとにオリジナリティーを加えた緻密な手作業によって制作されます。

その他の芸術家

上のような美術に関する専門家のほかに、音楽家や建築家、文筆家、デザイナー、芸能家なども芸術家に含まれることがあります。

いずれにしても特別な才能とセンス、そしてチャンスに恵まれた人だけが到達できる、難しく、かつ魅力的な職種であるといえるでしょう。