フードコーディネーターの資格

資格がなくてもなれる職業

フードコーディネーターになるために、絶対に必要とされる資格はありません。

しかし、この職業に関連する民間資格として「日本フードコーディネーター協会」が認定する「フードコーディネーター資格認定試験」というものがあり、これを取得しておくと、フードコーディネーターとして活動する際に有利になることがあります。

また、資格取得のための勉強をすれば、食に関する基礎的な知識を体系立てて学ぶことができます。

この過程で身についた知識は、フードコーディネーターとして仕事を進めるうえでも役立つはずです。

ここからは、フードコーディネーター資格認定試験の概要と、試験勉強の一般的な進め方について紹介します。

フードコーディネーター資格認定試験の概要

認定試験の種類

「フードコーディネーター資格認定試験」は、「特定非営利活動法人 日本フードコーディネーター協会」が主催しています。

この試験は難易度の低いほうから「3級」「2級」「1級」の3つのレベルに分かれており、それぞれ年に1回実施されます。

3級は入門レベル、2級はフードコーディネーターのアシスタントレベル、1級になるとフード業界でプロとして活動できるレベルと位置付けられています。

2016年3月現在、3級合格者は26,700人(内 資格取得者 約22,500人)、2級合格者は1,280人(内 資格取得者 約1,250人)、1級合格者は38人(内 資格取得者38人)と発表されています。

認定校について

なお、全国の調理専門学校や短期大学などのなかには、フードコーディネーター協会が「認定校」と定める学校が存在します。

この認定校で履修した人で、資格認定試験を免除し認定登録することで「3級」の認定資格を得ることが可能となっています。

3級はフードコーディネーターとしての入門レベルであり、現実的に仕事で生かせるのは2級以上とされていますが、2級を受験するためには3級資格を取得していること、また1級受験には2級を取得していることが必須です。

認定校に通わず上位資格を目指す場合、自分で勉強をしたり民間スクールに通うなどして、まずは3級の合格を目指すことになります。

資格の取得方法

フードコーディネーター資格取得を目指す人は、大きく以下のいずれかの方法で勉強をしています。

スクールに通う

フードコーディネーターの資格取得を目指す方法のひとつとして、資格取得を目的としたスクールに通う方法が挙げられます。

現役フードコーディネーターの方などが、現場の実習も含め、試験対策となる養成スクールを開いています。

スクールを主催しているのは企業から個人までと幅広く、規模もまちまちであるため、いくつかのスクールの見学に出かけたりパンフレットを請求して、自分に合ったところを探すとよいでしょう。

スクールは、入学金や授業料などで数万円~数十万円程度はかかってしまいますが、現場で活躍しているプロのフードコーディネーターの話が聞けるのは貴重な体験です。

また、試験を視野に入れたカリキュラムが用意されているため、独学ではモチベーションが続かないという人にオススメです。

通信講座を利用する

スクールに通いたいけれど「自宅から遠すぎる」「仕事が忙しくなかなか通うことができない」という人もいるかもしれません。

そういった場合は、通信講座を有効に活用するのもひとつの方法です。

通信講座のメリットとして、自分のペースで勉強しやすいことが挙げられます。

スクールに通学する場合は講座時間が固定されるため、どうしても休まなければならない用事がある場合、その分の授業が受けられなくなってしまいます。

その点、通信講座では自分でペースを作ることができ、自分の都合に合わせて勉強を進めることができます。

通信講座の教材を選ぶ際は、DVDなど解説画像など付属しているものを選びましょう。

テーブルマナーや試験の重要なポイントなどはスクールでも学ぶことはできますが、繰り返し映像としてみることができるのは通信講座のメリットです。

近頃では教材をプロのフードコーディネーターが監修しているものも多く、もしわからないところがあった場合も、大手の通信講座であれば文書やメールなどで質問をすることが可能です。

その場ですぐに返答をもらうことはできないかもしれませんが、利便性は高いといえるでしょう。

市販のテキストで勉強することも可能
フードコーディネーターの3級試験は、比較的合格率が高くなっています。

市販のテキストや過去問題集も販売されているため、腰を据えて勉強すれば独学で合格を目指すことも可能です。

資格認定試験や認定校に関する詳しい情報は、日本フードコーディネート協会のホームページをご確認ください。

日本フードコーディネート協会