結婚・出産しても動物看護師として働ける?

結婚・出産を機に退職する人は多い

動物看護師は、「毎日動物と接することができて楽しそう」という気持ちだけではとても続かないほど大変な仕事です。

勤務時間が長くなりがちなわりに給料はあまり高くなく、中には誰が見ても「雇用条件が悪い」と感じてしまうような職場もあります。

また、いわゆる3Kといわれるような「きつい、汚い、臭い」といった仕事でもあります。動物のことを心から思い、尽くせる人でなければやっていけないでしょう。

こういった厳しさがあるため、せっかく勉強して就職したものの、わずか数ヵ月〜数年で辞めてしまう人も少なくないようです。

しかし、この仕事は経験が生かされる仕事であるため、何年も続けて仕事に慣れてくると、ようやく楽しさが見えてくるといった面もあるのです。

とはいえ、動物看護師として働く人の大半は女性であるため、ちょうど仕事に慣れてきたタイミングで結婚、出産というライフイベントに直面し、残念ながら現場を離れることを選択せざるを得ないという声もよく聞かれます。

では、動物看護師が結婚・出産後に仕事を続けるのは不可能なのでしょうか?

パートやボランティアで動物看護に携わることも可能

たしかに動物看護師は職場によっては残業も多く、体力的にもハードであるため、子育てとの両立は簡単ではないかもしれません。

深夜勤務が入る職場もありますし、フルタイムで働くとなれば、いくら自分が寝る間を惜しんでがんばったとしても、同時に周囲のサポートも不可欠となるでしょう。

しかし、動物看護師はいったん現場を離れたとしてもアルバイトやパートとして復帰することができ、決まった時間のみ働くといったことも可能です。

この仕事は人の入れ替わりも激しいため、求人情報は比較的簡単に見つけることができるはずです。

また、お金はもらわなくていいから少しでも動物看護に触れていたいという場合は、空いている時間をうまく使ってボランティアで手伝うこともできます。

人や動物と深く接するこの仕事では、自らの人生経験が生かされる仕事です。

経験を積むことによって自分自身が磨かれ、自信もつき、より仕事のやりがいや素晴らしさを見出していくことができるようになるのではないでしょうか。

そして今後、動物看護師が公的資格となる可能性もあることで、より女性にとっても働きやすい職場環境が整っていくことも期待できます。

力をつけた動物看護師は、獣医師、動物、飼い主みんなから信頼を集めることができます。

「結婚・出産するまでの腰掛け」という気持ちではなく、自分の生活を大切にしながらも長く動物看護に関わっていける人の活躍が、ますます期待されています。

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