動物看護師に必要なこと

主体性と、小さなことにも気付く観察力

動物看護師は、ただ獣医師に言われたことだけをすればいいというわけではありません。

動物看護師は、獣医師よりも長く動物に接することが多いです。そんなとき、動物の様子がおかしいと思ったら、すぐに獣医師に相談。

そういった、動物看護師のちょっとした気付きと行動によって、動物の病状が悪化するのを防いだり、危険を回避できることもあります。

何か指示されるのを待つのではなく、いつでも主体性を持って行動することが大切です。

そして、来院した飼い主や動物が何を求めているのかを察知し、どう行動すればベストなのかを常に考えて動くことが大切です。

こういった動きがとれる動物看護師は、飼い主や動物から頼りにされるばかりでなく、獣医師からの信頼も集めることができるでしょう。

チームワークを大事にできること

動物看護師は、自分一人だけで働ける仕事ではありません。獣医師はもちろん、大きな病院であれば複数の動物看護師と一緒に働くこともあります。

そこでは必然的に先輩・後輩の関係が生まれますし、同僚と良好な関係を築くことも大切です。

動物病院での仕事は非常に忙しく次々と患者がやってくるため、テキパキと働きながらも協調性を大切に、チームワークを発揮して仕事を進めていくことが求められるのです。

動物や他者に対する愛情、思いやり

「なぜだかわからないけれど動物に好かれる」といった人は、動物看護師の仕事に就くうえで強みとなります。

現場では、獣医師や他の動物看護師の前では暴れる動物が、特定の動物看護師の前だけでは大人しくしているといったケースもあるようです。

どうすれば動物に好かれるようになるかは難しいところですが、動物に心を開いてもらえるよう、まずは自分がしっかりと思いやりを持って接することが大切です。

しかし、動物看護師は動物のキレイな面だけを見るわけではありません。排泄物など不衛生とされるものまで含め、目の前の動物のことを愛せるかどうか、嫌がらずに真剣に仕事ができるかどうかが重要です。

同時に、飼い主との良好なコミュニケーションを築くことも非常に大切です。「動物は好きだけれど、人は苦手」という人では、動物看護師としては失格といえるでしょう。

言葉を発しない動物の代わりに、飼い主の話をよく聞いて獣医師に伝えたり、獣医師の診断結果などをわかりやすく飼い主に説明すること。

獣医師と動物、飼い主の架け橋になって、飼い主の不安を取り除くのも動物看護師に求められる大事な役目なのです。

仕事体験談