動物看護師は激務?

動物看護師の仕事は、よく「薄給激務」という言葉で表されることがあるほど大変なようです。

動物が好きでなければやっていけないけれど、好きなだけでもやっていけないとされる仕事ですが、いったい動物看護師のどのような面を見て、人は「激務」というのでしょうか?

命を守る責任の重さ

動物看護師は、主に獣医師のサポート業務を通して動物という命に触れ、命を守る役割を担います。

生半可な気持ちではとても務まりませんし、いざ動物看護師としての歩みをスタートすれば、その責任の重さをひしひしと感じる場面も多くあるでしょう。

中にはどうがんばっても、助からない動物を目にしなければならないこともあります。

こういった「精神的なプレッシャー」が重くのしかかり、肉体的な疲れ以上の疲労感を覚えるようになってしまう人がいるようです。責任感のある人であればなおさら、重圧を感じることもあるかもしれません。

勤務時間が長くなりがちで、体力を要する

もう一つ、動物看護師は全体的に勤務時間が長くなりがちであったり、待遇面でまだまだ恵まれていない職場が多いという課題が挙げられます。

個人クリニックであれ、大病院であれ、動物病院には日々さまざまな病気や怪我を抱えた動物がやってきます。

その状態や患者数によって動物看護師の1日の動きも変わっていきますが、もし緊急対処が必要な動物がきたら、休み時間を削って働いたり、残業せざるを得ないことも多々あります。

動物を相手にするため、自分や人間だけの都合で仕事を終わらすことはできません。日によっては朝から晩まで動きっぱなしで、かなり体力を消耗することもあるでしょう。

また、動物看護師は体の大きい動物が暴れるのを押さえたりもするため、思っている以上にハードな仕事です。

労働環境の向上に期待

動物看護師は現在のところ国家資格ではないため、その社会的地位がハッキリと確立されていません。

そのせいで、専門性を要する仕事でありながら給料が安かったり、ボーナスが出なかったり、社会保険や福利厚生が整っていなかったり、というような職場もあるようです。

たとえ忙しくても、それに見合った給料がもらえればがんばれると思う人は多いでしょうが、残念ながら動物看護師の場合、現状は厳しいといえるかもしれません。

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