キャリアカウンセラーとキャリアコンサルタントの違い

呼び名は違っても役割はほぼ同様

進学、就職・転職、家庭生活など、人のキャリアを支援する専門家のことを、私たちは広く「キャリアカウンセラー」と呼んでいます。一方で、最近は「キャリアコンサルタント」という名称もしばしば見受けられるようになってきました。

カウンセラーとコンサルタント。どちらも人の話や悩みを聞いて、課題解決のために適切なアドバイスを行う仕事に思えますが、この2つに違いはあるのでしょうか?

結論からいうと、両者に大きな差はありません。キャリアカウンセラー関連の資格は数多くあり、それぞれの資格を認定する団体が異なります。そのため、団体によって「キャリアカウンセラー」と名付けていたり、「キャリアコンサルタント」と呼んでいたりするのです。

名称によって業務の範囲や役割が明確に異なるわけではなく、どちらも「人のキャリアを支援する専門家」と考えておけばよいでしょう。

国は「キャリア・コンサルタント」と呼ぶ

一方、厚生労働省では、職業名や資格名に関わらず、このような仕事をする人のことを統一して「キャリア・コンサルタント」と呼んでいます。

厚生労働省はキャリアコンサルティングについて、
「個人が、その適性や職業経験等に応じて自ら職業生活設計を行い、これに即した職業選択や職業訓練等の職業能力開発を効果的に行うことができるよう個別の希望に応じて実施される相談その他の支援」
と定義しています。

世間一般で使われている「キャリアカウンセラー」とほぼ同義だということがわかるでしょう。

他にも、人を相手にし、キャリアの相談に乗る人のことを「キャリアアドバイザー」や「生活相談員」といった名称で呼ぶこともあります。

まだこの辺りが統一されるまでには時間がかかるように思われるため、就・転職を考える際は名称に左右されず、仕事内容をよく見るようにすることをお勧めします。