バリスタの資格

バリスタに資格は必要?

バリスタには国家資格がありませんし、民間資格のなかでも、バリスタになるために絶対に持って置かなければならないとされるものは存在しません。

バリスタを目指す人は、未経験から学校やスクールに通って知識と技術を身につけたり、あるいは国内外のバールやカフェなどで修行をして、バリスタの道を極めていくケースが多いです。

しかし、もともと海外発祥の「バリスタ」は、近年、日本でも職業として定着しつつあります。

こうした背景のなか、第一線で活躍するバリスタたちは自らのスキルを客観的に把握したり、さらなるスキルアップを目的に、バリスタの仕事に関連する資格を得ようとする人もいるようです。

資格を持っていることで、お客さまから「このバリスタは、これだけの腕があるんだ」と信頼してもらいやすくなる可能性もあります。

ここでは、日本におけるバリスタ資格のうち、代表的なものをご紹介します。

バリスタの資格の種類

バリスタに関連する民間資格は、以下の2種類が有名です。

コーヒーマイスター(SCAJ)

「一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)」が認めるバリスタの資格です。

SCAJが主催する「コーヒーマイスター養成講座」を修了し、認定試験に合格すると、コーヒーマイスターとして認定されます。

本資格を持つ人は、「コーヒーに対するより深い知識と基本技術の習得をベースとして、お客さまへ豊かなコーヒー生活が提案できるプロのコーヒーマン(サービスマン)」として認められます。

2003年に資格認定がスタートし、4,211名(2016年12月現在)の有資格者がいます。

また、2012年には基礎的な「コーヒーマイスター」資格からよりステップアップを目指す「コーヒーマイスター中級資格(SCAJアドバンスド・コーヒーマイスター)」も誕生しました。

日本スペシャリティコーヒー協会 コーヒーマイスターとは

なお、同協会はバリスタの競技会「ジャパン バリスタチャンピオンシップ(JBC)」も主催しており、バリスタ界では名が知れています。

JBAバリスタライセンス

「一般社団法人 日本バリスタ協会(JBA)」が認めるバリスタの資格です。JBA認定校で講座を修了し、ライセンス試験を受けて合格すると、ライセンスが取得できます。

最初は難易度が最も低い「レベル1」からスタートします。

本ライセンスの取得者は、「JBAバリスタとしての基本的な知識や技術を身に付け、JBAが定める一定基準のエスプレッソコーヒーを抽出ができること」を認められたことになります。

その後、「レベル2」「レベル3」とステップアップするにつれて、JBAのバリスタとしてより専門的な知識を有していることや、高い技術力を持つことが認定されます。

日本バリスタ協会 JBAバリスタライセンス

なお、JBAは日本におけるバリスタ文化の振興やバリスタの育成などを目的に設立された組織で、業界内ではおいてはSCAJと合わせてよく知られているようです。