フリーランスのアナウンサーになるには

経験を積み、力を付けてから独立を目指す

最近は、さまざまな番組でフリーランスのアナウンサーを見かける機会も多くなってきました。

フリーランスになれば、局は関係なくさまざまな番組に出られますし、自分が「やりたい」と思う仕事を積極的に担当することもできます。

しかし、アナウンサー志望者が、いきなりフリーランスとして働くのは簡単ではありません。

現在、フリーランスとして活躍するアナウンサーのほとんどは、局のアナウンサーとして経験を積み、業界内外から実力も人気もあると認められた人ばかりです。

アナウンサーの世界は競争が激しいため、たとえフリーランスになったとしても、実力がないとみなされれば仕事は激減してしまいます。

まずは局のアナウンサーを目指し、その中でも圧倒的な人気を誇るアナウンサーにまで上り詰める努力が必要といえます。

なお、局のアナウンサーとして働き始めてから「10年前後」でフリーランスになる人が多いようです。

フリーランスになる覚悟が必要

ゆくゆくはフリーのアナウンサーとして働きたい。そう考えている人は多いかもしれません。

しかし、その場合はアナウンサーとしての役目をまっとうするだけでなく、「フリーランス」のメリット・デメリットや働き方まできちんと理解しておく必要があります。

フリーランスのアナウンサーは、成功すれば大きな収入が得られます。しかし、黙っていて仕事が降ってくるわけではありませんし、会社員のような手厚い待遇もありません。

たとえば、もし大きな病気になったりしてしばらく仕事を休まなければならない場合、会社員であれば有給を使ったり、保険組合から傷病手当金が支給されたりします。

また、一定期間の休職を経て、再び仕事に復帰することもできます。そこで、以前と同じ仕事を任されるとは限りませんが、会社からは何かしらの仕事が与えられ、毎月の給料もきちんともらえるでしょう。

しかし、フリーランスの場合は基本的に後ろ盾となるものがありません。自分の身は自分で守らなければなりません。

もし仕事を休めばその分だけ収入は下がり、そのまま仕事がゼロになってしまう可能性もあります。

フリーランスの道を選ぶのであれば、「フリーのアナウンサーはカッコいい」というイメージ以上の覚悟が必要だといえます。