消費財メーカーの就職、求人、採用の状況
大手の人気は高く、倍率が高くなりがち
消費財業界はBtoCのビジネスであり、消費財メーカー扱う商品は、一般の人々の生活にも身近なものが中心です。
そのため、消費財業界は学生など若い人にとっても馴染みがあり、人気がある業界のひとつとなっているようです。
とくに、CMなどで目にすることも多い知名度の高い大手企業には、毎年たくさんの志望者が集まり、採用の倍率も高くなりがちです。
大手企業では募集人数も比較的多いものの、意識の高い優秀な学生たちがたくさんいるため、内定を得るには入念な準備と対策が必要になるでしょう。
なお、学校卒業後3年以内程度は、新卒の枠で受験できる企業もあるようです。
20代で正社員への就職・転職
企業研究と志望動機をしっかりと
消費財メーカーへの就職を目指すにあたっては、企業研究をきちんとしておくことが重要です。
会社によって事業展開も、扱う商品のラインナップも異なりますし、海外展開に力を入れるなど戦略的な面でもそれぞれ特徴があります。
企業理念やビジョンなどもよく調べたうえで、さまざまな消費財メーカーがあるなかで、なぜその会社を志望するのかを明確にしておく必要があるといえるでしょう。
数多くの志望者の中から抜きんでた存在になるには、「何となく」といった漠然とした志望動機ではなく、自分らしさと強いメッセージを伝える努力が求められてきます。
外資系企業も人気がある
消費財メーカーは、外資系企業も多数あります。
外資系でも採用活動は行われており、即戦力になれる中途採用が活発ですが、大手になると新卒も募集されています。
しかし、外資系では日系企業以上に難易度が高くなりがちで、とくに英語力についてはTOEIC900点程度は必要とされています。
そのほか、ロジカルシンキング、リーダーシップ、コミュニケーション能力などが、高いレベルで求められてくるようです。
選考フローも日系企業とは異なる場合があるため、各社の募集要項をよく確認してください。