生産管理のつらいこと・大変なこと・苦労

生産管理のつらいこと・大変なこと

納期に追われ続ける

メーカーなどの企業がつくる製品には、それぞれに必ず「納期」が定められており、契約で決められた量を、決められた日までに、決められた場所に納めなければなりません。

その納期についての責任を負うのが、生産管理という職種です。

生産管理は、常にこの納期を意識して、締め切りに間に合うように生産計画を策定し、各製造工程をコントロールし、検品や出荷指示、在庫調整といった作業をにないます。

しかし、製造現場では予期せぬトラブルが発生すること珍しくなく、生産が予定通りに進まないケースも沢山あります。

原材料の調達が遅れたり、製造ラインが故障することもありますし、何故か不良品が大量に発生し、その原因がわからないときもあります。

そんなときでも、生産管理は、どうにか頭を絞って解決策を見出し、納期までに商品を用意しなければなりません。

刻一刻と迫るタイムリミットを意識し、大きな精神的プレッシャーに耐えながら仕事に追われる点が、生産管理の大変なところです。

柔軟な対応が求められる

商品をつくって世の中に流通させるまでには、製造作業や物流作業に一定の時間がかかるぶん、どうしてもある程度のタイムラグが発生します。

しかし、消費者のトレンドはどんどん移り変わっていくので、需要は目まぐるしく増減します。

少し前に流行していた商品が、今ではまったく見向きもされないという事態もしばしば起こります。

IT技術の発展によって情報があっという間に広がる現代社会においては、流行のサイクルは短くなっています。

このような状況の変化に合わせて、臨機応変な対応が求められることも、生産管理の仕事の大変な部分です。

あらかじめ生産計画は立てるものの、それに固執するのではなく、売れ行きなどに応じて柔軟に計画を見直し、会社の利益を最大化していなかくてはなりません。

臨機応変かつ迅速に決定していかなければならない生産管理は、経営者のような高い判断力が必要になる職種といえるでしょう。

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生産管理の悩み

生産管理は、製造ライン全体を統率するポジションにあり、さまざまな部署との「調整役」としての一面もになっています。

このため、生産管理担当者は、部署と部署との間で意見が食い違う場合など、利害関係が対立する両者の間で板ばさみになって思い悩むケースが目立ちます。

たとえば在庫管理についてみると、営業部門は、急な注文が入っても対応できるよう、「完成品在庫は多めに確保しておきたい」という意向があります。

その一方、経理部門からすると、大量の在庫を抱えることはリスクでしかなく、できる限り「在庫は必要最低限にとどめておきたい」という立場です。

ビジネスチャンスを逃したくない営業部門と、余計なリスクを排除したい経理部門、どちらの言い分も正しく、間違いではありません。

双方を尊重しつつも、うまく立ち回ることが求められる生産管理は、悩みの尽きない大変なポジションといえるでしょう。

生産管理を辞める理由で多いものは?

生産管理は、社内調整役をになうなど、かなり精神的ストレスのかかりやすい職種です。

そのストレスの根本には、「自分の思い通りにならないことが多い」という仕事の特徴があります。

どれだけ精緻な計画を立てても、世の中の需要を完璧に見通すことはできませんし、不測のトラブルが発生する確率をゼロにすることもできません。

仕事の関係者の数が多いため、人間関係にも悩みやすく、また他部署の社員や製造スタッフが思い通りに動いてくれないこともしょっちゅうです。

管理するものが大きいからこそ、仕事にやりがいもありますが、そのぶん苦労や心労も大きくなります。

そうした職務から受けるストレスを負担に感じて、生産管理を辞める人もいるようです。

生産管理を続けるには、あまり完璧主義にならず、いい意味で「割り切ること」も大切でしょう。