マーケティングのキャリアプラン・キャリアアップするためには?

マーケティングのキャリア

日本ではマーケティング職におけるキャリアは企業によってさまざまで、一概にまとめることはできません。

企業によってマーケティング部門に任される業務範囲が異なることや、組織規模、人員構成などが違うからです。

一般的には、マネージャー職を経て、CMOや会社役員などの経営に関わるポジションに就くことが多くなっています。

また、マーケティング支援を専門とする企業や経営コンサルティング会社に転職したり、独立して会社を作ったりと活躍の場を外に求める人も多いです。

20代で就職した新人マーケターは、さまざまな業務経験を積んで30代からマネージャー職に就き、早い人なら40代でCMOや会社役員などのポジションに就くようになるでしょう。

規模の小さい企業やWebマーケティングに特化した企業などでは、より早いうちに昇進や独立を果たすことも少なくありません。

主なマーケティングのキャリアパス

ブランドマネージャー

ブランドマネージャーは、特定の商品のマーケティングを統括する人です。

新商品の場合、商品の企画から携わっているマーケターがブランドマネージャーになることも多いです。

老舗商品の場合、マーケターとしての能力や実績を買われて抜擢されることもあります。

自身の手がけた商品がヒットすれば嬉しいですし、その後のキャリアへの道も大きく開きます。

マーケティングマネージャー

マーケティングマネージャーは、ブランドマネージャーと違い、企業の商品全体のマーケティングを統括します。

企業内の各ブランドを把握し、どのような方向でマーケティングを進めていくかを検討・判断します。

商品数が多い場合には、商品群ごとにマーケティングマネージャーを置く企業も多いです。

マーケティングマネージャーの位置づけはマーケティングにおける部長のようなもので、この頃になるとマネジメント能力を買われて他部署のマネージャーとなる人も多く出てきます。

CMO

CMOはチーフ・マーケティング・オフィサーの略で、企業におけるマーケティングの最高責任者です。

役員クラスの役職で、企業の経営者とともに企業におけるマーケティング案の策定や実行を統括する責任を負います。

CMOはその影響力を行使し、マーケティングに必要な組織作りや社員の意識改革などを行うことも大事な仕事です。

メディアに出て自ら発言したり外部に寄稿したりと、企業のブランディングや商品のマーケティングのために幅広い活動が求められます。

マーケティングでキャリアアップするには?

マーケティングのスキルを磨く

マーケティングではマーケターのスキルが非常に重要です。

効率良く情報収集を行ったり、的確な分析を行ったりする能力はもちろん、事業に直結する情報を拾い上げる洞察力や提案力、各種のツールを使いこなす力も求められます。

マーケティングの手法が多様化する中では、限られた納期と予算の中で複数の手法を組み合わせてマーケティング効果を最大化させることが大切です。

そのため、複数の手法を使いこなすことができ、それを顧客や市場のニーズ、トレンドに合わせて組み合わせるスキルも求められます。

自分の専門分野に磨きをかける

マーケティングを専門にしている企業では、業界や手法に特化した企業が多いことが特徴です。

その理由は、マーケティングはターゲットの業界や行う手法が変われば、その効果も大きく違ってくるからです。

逆に言えば、ある分野において特化した能力があれば、その分野においては社内外で活躍できる可能性が高まります。

特定の業界に強い、商品開発に強い、AIを使ったデータ分析ができるなど、自身の強みを作り、その強みを育てていくことがマーケターとしての自分の位置を確固としたものにしていくでしょう。

経営知識・ビジネススキルを修得する

マーケティング部署は企業内で花形の部署となることも多く、将来的には経営陣に加わる人も少なくありません。

役員にならないとしても、マーケティング部署での実績を買われて営業部署などのマネージャー職に抜擢されるケースもあります。

マーケティングを行う中でも、上位のマネージャー職に就くためには、製品だけでなく、企業経営全体を考えた上で各商品の位置づけやマーケティング方法を考えていかなければなりません。

そのため、財務や法務などの経営知識や、コミュニケーション、マネジメントといったビジネススキルを高めていくことも、マーケティング職のキャリアアップのためには重要となる要素です。