経営企画の志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?

経営企画を目指すきっかけで多いものは?

経営企画は、さまざまな職種のなかでも、企業にとって重要な業務を担当する「花形」といえるポジションです。

このため、経営企画部門を目指す人はかなり多く、その理由も人によってさまざまです。

責任とやりがいのある仕事をしたいという人もいれば、難しい案件にチャレンジして、自分がどこまでやれるのか力を試してみたいという人もいます。

出世したいという野望があり、キャリア形成上有利だから目指すという人もいますし、高収入を稼ぎたいという人、単純に華やかな仕事に憧れるという人もいます。

ただ、その大半は、マーケティングスキルや経営学、統計学、会計学、企業法務など、大学時代に経営企画に関する専門分野を学んだことが、直接的なきっかけとなっているようです。

経営企画の志望動機の考え方

経営企画は、配属される人数はごくわずかです。

その一方、経営企画職の人気は高く、競争は熾烈です。

したがって、経営企画の志望動機については、かなり入念に練らなくてはなりません。

誰にでもあてはまるようなきっかけをそのまま書いただけではまったく不十分であり、最低でも、ほかの人と重複しないだけの「独自性」をもたせてアピールすることが必要になるでしょう。

経営企画には、財務知識、情報収集能力、企画力、分析力、リーダーシップなど、さまざまな方面の能力が求められます。

それらのどれかに焦点を絞って、自分なりのテーマを設定すると、説得力とオリジナリティのある志望動機を作成しやすくなります。

過去の経験などを引き合いに出しながら、そのスキルをどう磨き、どう経営企画の仕事に生かせるのか、順序立てて論じてみるとよいでしょう。

経営企画の志望動機の例文

会計知識をアピールする場合の例文

「私は実家が自営業を営んでいることもあって、小さい頃から経営に興味がありました。

大学の商学部では企業会計を専攻しており、現在はIFRS(国際会計基準)を研究するゼミに所属しています。

将来は公認会計士になるか、家業を継ぐことも考えておりましたが、国内外の企業を広く買収して機動的に事業を拡大していく御社の経営戦略に面白みを感じ、志望させていただきました。

これまでつちかってきたスキルを生かして経営企画室でM&A業務に従事し、御社の発展に貢献したいと考えております。」

語学力をアピールする場合の例文

「私は異文化コミュニケーションが好きで、高校生のときに交換留学でイギリスに1年間滞在しました。

大学生になってからも長期休暇のたびに海外へ渡航し、さまざまな国の人とコミュニケーションを重ねてきました。

そうして訪れたさまざまな国で御社の看板を目にし、グローバルにビジネスを展開されている御社に強く惹かれ、御社で海外事業戦略を手掛けたいと思い、志望いたしました。

幼少期から磨いてきた語学力と、実際にさまざまな国の人と交流してきた経験は、御社での業務にも必ず役立つものと確信しております。」

交渉能力をアピールする場合の例文

「私が御社を志望するのは、御社の積極的な新規事業戦略に大変魅力を感じるからです。

私はロードバイクを趣味にしているのですが、通っている大学には当時自転車競技部がありませんでした。

そこで、自転車サークルを立ち上げ、大学の学生課と交渉して部室をもらったり、グラウンドの使用許可を取ったりしました。

そうした経験を通して、交渉の難しさと奥深さ、そして新しいことを切りひらいていく「フロンティアスピリット」の大切さを学びました。

毎年のように新規事業を立ち上げておられる御社で、経営企画として活躍したいと考えております。」

経営企画の面接で聞かれること・注意点

経営企画の採用試験においては、一対一、一対複数、グループディスカッションなど、さまざまな形式で面接が実施されます。

聞かれる質問や与えられるディスカッションテーマはさまざまですが、どんなときでも念頭に置いておきたいのは、「フレームワーク」という考え方です。

フレームワークとは、考えるべきポイントを整理し、効率よく答えを導き出すために形式化した論理的思考方法のことです。

フレームワークに慣れ親しんでおけば、どんな議題を提示されたとしても、経営企画にふさわしい課題解決力を面接官に示すことができるでしょう。

就職活動を始める前に、フレームワークに関する参考書などを買って、よく読み込んでおくことをおすすめします。

経営企画の自己PRのポイント

経営企画に求められるもっとも重要なパーソナリティは、「柔軟性」です。

経営企画は、会社全体の経営計画策定をはじめとして、新規事業の立ち上げ、組織再編など、大がかりなプロジェクトのまとめ役として働きます。

かかわる社員が複数の部署に及ぶうえ、人数的にも大勢になる関係上、意見の食い違いなどで思うように仕事が進まなくなるケースも頻繁に生じます。

役員からの「鶴の一声」で、急に変更を余儀なくされることもあります。

景気など社会情勢の変化にも対応しなければならず、経営企画は常に臨機応変さが求められる職種といえます。

このため、面接の場においては、過去のエピソードなどを持ち出しながら、頭が柔らかく、機転の利くタイプであることをアピールするとよいでしょう。

逆にいうと、たとえよいエピソードだとしても、頑固さや意思の固さ、こだわりなどが感じられるような話は、避けたほうが無難かもしれません。

経営企画の履歴書で気をつけるべきことは?

経営企画の履歴書で気をつけたいのは、スキルや自身の強みなどの欄をできる限りしっかり記載するということです。

経営企画に求められる能力は数多くあります。

そのすべてを就職してから磨くというのでは、「遅い」「意識が低い」といわれても仕方ありません。

就職活動時点で身についているスキルについては、しっかりと履歴書に書いてアピールしましょう。

同じように、免許・資格欄についても、書けるものをあらかじめいくつか取得しておいて、欄を埋められるようにしておくことが望ましいといえます。

とくに簿記とTOEICについては、最低でも未受験ということはないようにしておいたほうがよいでしょう。

経営企画の志望動機で悩んだら、転職エージェントに相談してみよう

未経験や中途で経営企画への転職を目指しているものの、志望動機や面接に自信が持てない場合は、転職エージェントで添削を無料で受けるのもおすすめです。

経営企画の仕事に詳しい転職アドバイザーがしっかりサポートしてくれるので、書類通過率や合格率をアップさせることができます。

また、業界情報を聞くことができたり、経営企画の「非公開求人」の情報を得ることもできます。

まだ転職するか迷っているという段階でも、早めに専門家のアドバイスを聞くことでキャリア選択の幅を広げることができるでしょう。

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