品質保証の志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?

品質保証を目指すきっかけで多いものは?

品質保証を目指すきっかけとして多いのは、製品の「安全・安心」に関心を抱いたケースです。

各メーカーは万全の体制を整え、細心の注意を払って製品を世に送り出していますが、それでも問題は後を絶ちません。

食品ではたびたび食中毒問題が発生しますし、家電や自動車では欠陥が見つかってリコールがかかることも頻繁にあります。

なかには、食品の原材料偽装や自動車の検査データ改ざんなど、人為的な不祥事も起こっています。

そのようなニュースを見聞きしたり、あるいは当事者としてトラブルに直面したりしたとき、私たちはあらためて各製品の品質の重要性について考えることになります。

品質保証を目指すのは、安全や安心に対する意識が高く、人々のために品質を守る仕事がしたいと思った人が多いようです。

品質保証の志望動機の考え方

品質保証は、メーカーに関する数ある職種のなかで、それほどメジャーといえる職種ではありません。

「研究職に就いて新しい技術を開発したい」という人や、「設計職として製造ラインを構築したい」という人のほうが、人数としてははるかに多いでしょう。

したがって、品質保証の志望動機については、上記のような「品質に興味をもったきっかけ」をそのまま述べるだけで、オリジナルな志望動機を作成できるはずです。

そして、ただ単純に「興味をもった」というだけで終わりにするのでなく、そこを出発点として、品質保証としてどのような仕事に携わりたいかということまで言及するとよいでしょう。

説得力をもたせるには、企業ごとの品質保証の実際の仕事内容や、組織のなかで求められる役割について、あらかじめしっかりと調べてから志望動機の作成に取りかかることがポイントです。

品質保証の志望動機の例文

アルバイト経験をきっかけとする場合の例文

「私は大学時代の4年間、ずっと同じ居酒屋でアルバイトをしており、昨年からはバイトリーダーとして店長を補佐しています。

ほかのスタッフが注文を間違えたり、接客態度に問題があったりして、お客さまからクレームをいただくこともしばしばありますが、その際は、私がリーダーとしてお客さまに謝罪に行きます。

その際の対応がよければ、お客さまは後日また足を運んでくださいますし、そうでなければ、二度と来店してはもらえません。

そうした経験で学んだのは、アフターフォローがいかに大切かということです。

御社のつくる酒類は、私の勤めている店でも人気ナンバーワンの商品です。

これまでの経験を生かして御社で品質保証として働き、ナンバーワンの商品のアフターフォローを手掛けることが私の目標です。」

企業理念への共感をきっかけとする場合の例文

「私が御社を志望するのは、御社がほかの自動車メーカーに輪をかけて「ドライバーの安全」に注力しておられるからです。

自動車はときに人の命を奪うことさえある、恐ろしい凶器にもなり得ます。

私は過去に人身事故を間近に目にして以来、そうした危機意識を強く抱くようになりました。

御社の企業理念やモノづくりの精神は、私にとって非常に強く共感できるものです。

品質保証としてさまざまな項目をチェックして、お客さまに真の安全を提供し、ひとつでも多く悲しい事故をこの世から減らしていきたいと思っています。」

勉強してきた内容をきっかけとする場合の例文

「私は大学で分析化学を専攻しており、とくに混合溶液に含まれる成分を分離解析する液体クロマトグラフィーについての手技を学んできました。

当初は研究開発の分野へ進むことを志していましたが、もっと直接的に磨いてきた技術を生かせる職はないかと探したのが、品質保証業務について知ったきっかけです。

御社の食品は、一消費者としてこれまで愛用させてもらってきましたが、保存期間や風味の工夫をするため、食品添加物も必要だと思います。

食品添加物は使い方を間違えると品質上の大きなリスクをともなうので、これまで培ってきた知識と技術で、御社のリスクマネジメントに貢献したいと考えています。」

品質保証の面接で聞かれること・注意点

品質保証のおもな仕事のひとつに、お客さまから寄せられる問い合わせに対応する窓口業務があります。

性別も年齢もさまざまな不特定多数の相手に対して、即座によどみなく正しい回答を返せなくてはなりませんし、なかには不良品を購入したなどの理由で、最初から非常に怒っている方もいます。

このため、品質保証の面接においては、品質保証にふさわしいコミュニケーション能力を示すことが必要になるでしょう。

どんなタイプの面接官・どんな質問にもスムーズに答えられるよう、想定問答集をつくるなど、万全の準備をしてから望むことが必要です。

とくに、意図的に厳しい口調で厳しい質問を投げかけ、面接者に圧力をかけてくる「圧迫面接」については注意したほうがよいでしょう。

面食らって慌てないよう、「そういう可能性もある」と、あらかじめ心の準備をしておくことが大切です。

納得いくまでイメージトレーニングを繰り返してから、本番に臨みましょう。

品質保証の自己PRのポイント

品質保証に求められるパーソナリティとしては、まず「注意深い」ということが挙げられます。

日常生活におけるエピソードを踏まえつつ、細かいことにもよく気が付く観察眼の鋭いタイプであることをPRしてみるとよいでしょう。

少し目線を変えて、待ち合わせに絶対に遅れないように場所や時間、交通経路を何度も確認するといったように、慎重で用意周到な性格であることをアピールするという方法も効果的です。

また、品質保証は、発見した問題点について、それがどういう理由で発生しているのかを論理的に解明し、改善策を編み出していかなければならない職種です。

学校生活などで難しい課題に辛抱強く取り組んだ体験などを引き合いに出して、粘り強さや課題解決力、論理的思考力をアピールしてみてもよいでしょう。

品質保証の履歴書で気をつけるべきことは?

品質保証は、研究開発や生産技術ほどではないにせよ、かなり「理系色」の強い職種です。

完成品の品質検査の際には、さまざなな試薬や機材を用いて、定性的・定量的に大量のデータを収集します。

このため、面接官の多くは、志望者が学生時代にどんなことを勉強してきたかについて、強い興味を持っています。

品質保証の履歴書については、所属する研究室やゼミにおける研究テーマや卒論の内容などを、簡潔に記載するとよいでしょう。

履歴書とは別に、A4用紙1枚~2枚程度でわかりやすく自身の研究内容をまとめたものを持参するというのも、有効な方法のひとつです。

品質保証の志望動機で悩んだら、転職エージェントに相談してみよう

未経験や中途で品質保証への転職を目指しているものの、志望動機や面接に自信が持てない場合は、転職エージェントで添削を無料で受けるのもおすすめです。

品質保証の仕事に詳しい転職アドバイザーがしっかりサポートしてくれるので、書類通過率や合格率をアップさせることができます。

また、業界情報を聞くことができたり、品質保証の「非公開求人」の情報を得ることもできます。

まだ転職するか迷っているという段階でも、早めに専門家のアドバイスを聞くことでキャリア選択の幅を広げることができるでしょう。

リクルートエージェントは、転職エージェントの中で最も求人数が多く、転職実績もNo.1となっているので、まず登録しておきたいエージェントです。

また、20代の方や第二新卒の方は「マイナビジョブ20's」に登録してみるとよいでしょう。

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