品質保証の1日のスケジュール・生活スタイル

品質保証の業務スケジュール

品質保証の仕事は、製品の企画段階から原材料の調達、製造、出荷、販売にいたるまで、ものづくりの工程すべてに関する品質をチェックすることです。

関連する部署は複数に及び、各工程の担当者と検査結果を共有し、問題点の改善に向けて二人三脚で取り組んでいかなくてはなりません。

このため、品質保証の業務スケジュールとしては、他部署の社員とミーティングを実施する機会が非常に多くなります。

報告書や規格書を取りまとめるといったデスクワークもかなりの分量がありますので、打ち合わせの合間に事務を処理するといったように、段取りの良さや手際の良さが重要になる職種といえるでしょう。

ただし、仕事の大部分はオフィス内で完結するため、外出する頻度は少なめです。

業務スタイルとしては、1日のほとんどを社内や工場内で過ごすことになるでしょう。

食品メーカーで働く品質保証の1日

7:40 出勤
工場に出勤し、自席のパソコンで1日のスケジュールを確認します。
8:00 朝礼
工場全体の朝礼に参加し、連絡事項などを共有します。
8:30 デスクワーク
新商品の原材料一覧表や規格書などの資料を作成します。
10:00 部内ミーティング
各担当者の書類を持ち寄り、今後の仕事の進め方や役割分担について打ち合わせます。
12:00 昼食休憩
工場内の社員食堂で同僚と昼食を取ります。
13:00 完成品検査
昨日製造した食品をランダムにいくつかピックアップし、味や色、臭いなどをチェックします。
14:00 外部ミーティング
使用されている原材料の詳細について、購買部門担当者に確認を取ります。
15:00 デスクワーク
検査結果と問い合わせた内容に基づいて、報告書を作成します。
17:00 退勤
トラブルがなければ、定時に近い時間で退社します。

品質保証の勤務時間・残業時間

品質保証は、工場勤務と本社勤務のどちらになる可能性もある職種です。

工場勤務の場合は、勤務時間としては8:00~17:00前後に設定されている職場が多く、朝がやや早い点が特徴的です。

本社勤務の場合は、経理や人事などの管理部門で働くオフィスワーカーと同じ、9:00~18:00前後となります。

いずれの勤務地の場合でも基本的には日勤となりますが、24時間体制で工場が稼働している企業などでは夜勤が入ることもあります。

また、近年はフレックスタイム制が導入され、ある程度の範囲内で勤務時間を自由に選べる職場も増えつつあります。

残業時間については、業界や業種、時期によって多少事情が異なるものの、総じて残業は少なめです。

生産ラインで働く製造スタッフと同じように、始業時間・終業時間は固定的ですので、生活リズムは安定しやすいでしょう。

品質保証に休日出勤はある?

品質保証の休日は、本社勤務でも工場勤務でも、基本的には土日祝日を休みとする完全週休二日制となっています。

ただし、工場勤務の場合は、世間の暦とは異なる独自のカレンダーを設定しているケースもよくあり、隔週で土曜日が出勤となるなど、ややイレギュラーな休日となる職場もよく見られます。

休日出勤については、品質保証はそこまで忙しい職種ではありませんので、休みまで会社に出ないと仕事がまわららないということはほとんどありません。

しかし、たとえばすでに流通している商品に重大な欠陥が見つかったなど、大きなトラブルに見舞われた際だけは話が別です。

消費者からのクレーム対応や質疑応答、不良品の回収作業、問題の原因究明や分析作業などに追われて、しばらくは休みが取れない日が続くこともあります。